玉石混交。熱帯雨林

ちょっと前に日本産の怪しいお米を熱帯雨林で買ったお話をしました。あれからわずか4ヶ月で5キロのお米を食べ尽くしてしまいました。その秘密は３月末までに去年の年休消費を命じられ、有り余った年休を消費すべく休みになる→私がご飯を作るという流れで、私がご飯を作ったら圧倒的に白ごはんが出てくるというオチです。

この時に「ちなみにイタリア産のゆめにしきなるお米は同じく5キロで€20」と紹介した、件のゆめにしきを買おうとしたんです。ところが…

5キロの値段が値上がりしたのか、1キロを5袋買った方が安いという謎の逆転現象発生。だったら1キロを買ったほうがいいべと、1キロを5袋注文。

だだーん。到着。

結論を先に申し上げます。前回購入した（自称）秋田県産のあきたこまち5キロ€35よりはるかに良い選択です。

また例によって賞味期限は明記されている反面精米日そのものは謎だったのですが、こちらは

500グラムで真空パック包装されてます（それが2つはいって1キロとして売られている）。これは便利ライオンです。確かにこれなら精米日が若干古くても許せるかも。

炊いてみても、日本に住んでいない私の舌に語らせるとつやつやしてるし、味も悪くないし、とにかく日本産じゃないとだめなんだという強いこだわりをお持ちの方でもない限りゆめにしきのほうが安いし便利だしでおすすめです。なお、私はゆめにしきの関係者とは一切関わりないです。ステマ広告でもなんでもないです。

そうそう、熱帯雨林で思い出した。このコロナ禍で出かけられない日々が続いていて、家にいるからあまり使わないとはいえ使い捨てのコンタクトレンズの在庫が少なくなってきた。あれ、熱帯雨林で売ってるじゃん。いやでも処方箋いるよね。あれ？処方箋なしでも注文できる？あとで処方箋出せとか言ってくるのかな？まあそしたらキャンセルすりゃいいやね。試しに買ってみるかな…と軽い気持ちでクリックしてみた。

結果、処方箋など求められることもなく、ひとつはドイツ国内から、もうひとつはポーランドから一日違いで届いた。

…って処方箋は？

便利だし、いつも買っている同じ商品だから問題ないと思うんだけど、コンタクトレンズが処方箋無しで買えるということにちょっと違和感を覚えます。ちなみに日本でもソフトコンタクトレンズはやはり処方箋なしで熱帯雨林から買えるらしいですね。便利で助かるのですが…処方箋はいらないの？

さらに熱帯雨林つながりでこんな事件も発生。

とある親しい人が誕生日だとかで、なにかほしいものがあるかと聞くと、誕生日プレゼントを指定してきました。

庭の飾り付けの小物です。ふーん、こんなもんがほしいかね…と思って眺めていたら

あら、こっちだと、値段がちょい増しでバイクが2台…お買い得ね。こっちにしよう。嫁と一緒にぽちっ。

と、熱帯雨林に出店している出店者より購入。よく見もしないで買った私は確かにドジでのろまな亀だ。でもさ…

これを素直に読めば、バイクが2台だと思うよね。写真もそうだし。ところが、数日後に到着した大きな箱の中には

バイクは1台しか入っていなかった。

嫁は「あれ？もう一台は後で届くの？」

うん。何かがおかしい。今さらながら、上の商品ページを読み返してみた。レビューも確認してみた。

レビューのタイトルのみ拾ってみます

「誤解を招く商品説明」

「バイクは赤「か」黄色一台だけ」

「騙された」

なんじゃそりゃ。

お伺いメールを出してみた。「バイクが1台しか入ってないのですが、もう１台はいつ届きますか？」

返事は数時間後に届いた。

「バイクは１台です」

でも「２つセット」と書いてある。その点は

「よく見てください。台（棒の部分）とバイクで２つセットです」

そして最後には

「ご不満なら返金しますのでこちらまで送り返してください」

これ、客観的に見てどうですか。私の不注意ですか。それとも騙す気満々と見るべきでしょうか。４つあるレビューのうち３つが「騙された」と書いてあるところからしても私は騙す気満々と判断。よく見ると最後のレビューは2015年。つまり5年以上この状態なの？

しかも、返送費用はこちら持ち…大きな箱だから返送費用だけでもけっこうかかりそうな気がする。つまり、ここで諦めさせようという魂胆じゃないか。

売り主ではなく熱帯雨林のカスタマーサービスにメール。

「どう考えてもあたかも私の不注意なので費用こちら持ちで返送しろというのはおかしい。商品そのものはギフトのために必要なので（事実）、半額返金を要求します」

熱帯雨林経由にしたのが功を奏したか週末を挟んで売り主からメールが届きまして、ホントに要件のみ

「半額返金します」

とだけ書かれていた。シンプルなのでかえって明らかに怒っているのが伝わってくる文面だった。

これって私がクレーマー認定される案件なのでしょうか。個人的には騙す気満々だったとしか思えません。

なお、その後商品タイトルは「１台」と明記されるようになった模様。ということは過去にはレビューで文句をたれてもクレームをつける人はいなかったということなのかしら。