あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
去年はコロナに明け…てはないのか…実際にこちらでも影響が出てきたのが3月くらいだから…コロナに暮れた一年でした。今年こそは当たり前の日々が戻ることを祈ってます。
一番残念だったことは結果として日本に帰省できなかったこと。「買い出し」ができなかったので当然の帰結としていろいろ足りなくなってきました。まずはお米がなくなったので怪しい「日本産」のお米を買ったのですが、問題はお米だけじゃないです。今度はごま油を買ってみました。
左が今回買ったごま油。右がうちに常備してあるごま油。
何が違うかって、煎ったごまかどうか。右のは煎ってない。これは普通に買える。だけど、嫁いわく「煎ったごまの油なんか見たことも聞いたこともないわよっ」とのこと。…なのですが、さすがはAtoZですべて揃う某熱帯雨林にはしっかり売ってました。お値段も250mlで€3.42(400円くらい)とお手頃。味も日本のそれとほぼ同じ(に私には感じられた)。というわけで、日本からわざわざごま油を持って帰る理由がなくなりました。ドレッシングづくりなどが捗りそうです。
それでも足りないものなどがぽつぽつと出てくるので、うちのおかんにお願いしましてふるさと小包を送ってもらいました。当時話題になっていたミズノマスクなども送ってもらおうと。去年の8月のこと。
思い出した。話はもう1段さかのぼります。それ以前に3月にうちのおかんが私の誕生日に合わせてふるさと小包を送ってくれたのですが、さすがは我が母。とんでもないポカをかましてくれた。不完全な住所で送ってきたのよ。まあ、例として…
Paul Müller
Bahnhofstr. 13
12345 Berlin
Germany
上は完全に架空の住所ですが、ドイツに郵便を送る時はこんな感じの住所になります。上から
名前
通りの名前と家の番号
郵便番号と都市名
ドイツ
となってるわけですがうちのおかん、「郵便番号と都市名」を書き忘れてくださった。つまり…
Paul Müller
Bahnhofstr. 13
Germany
という状態で送ってくれた。日本で言えば
玉川町1-2-3
田中一郎様
JAPAN
という感じですね。郵便番号と市町村名が抜けている。まったくをもってアウトですね。
日本の優秀な郵便局員様の手にかかればそれでも到着する可能性はあったと思う。あわよくば「玉川町」ってどこやねん…と調べてくださる気がする。実際私の住む通りの名前はどうもドイツ国内でも10か所とかそこらしかなさそうな名前なので到着する可能性はある。
ってかさ、それ以前にもっと簡単な方法があるのよ。
正しい電話番号が書いてあったんだから。
めっちゃくちゃ簡単な話。電話を1本かけてきてくれれば、うちの郵便番号と町の名前を伝えることができた。たったそれだけの話。
なのに!ドイツの優秀な郵便局員様はそんなことをしてくれなかった。むしろ、こちらから荷物についた問い合わせ番号とともにカスタマーサービスに電話した。そしたら
「それはどうにもなりませんね。送り主様に送り返されることになります」
と取り付く島もない。なんでよ、荷物に固有についた問い合わせ番号からその荷物に情報を紐付けできないの?
「できません」
と木で鼻を括ったとしか言いようのない対応をされる。かくして、2ヶ月後、おかんの愛とマヌケさが詰まったふるさと小包は日本に返送された。誰がなんと言おうと悪いのはおかんだが、この対応はないんじゃないの…と逆ギレしたくなったこともまた事実。
こんな苦い、そして間抜けな経験があったので、今回は伝票を私がネット上で作成する方法にした(というか、手書きの送り札は基本禁止になったらしいです)。ついでにわずか6000円ばかりとはいえ、万一の紛失や破損の際にも補償のある国際eパケットを選ぶ。おかん、これ印刷して郵便局に行ってくれ…と。
コロナのせいでヒコーキが飛んでいないのか細かいことはわかりませんが、あわよくば1週間、悪くとも2週間くらいで届くかと思った荷物がまったく届かない。問い合わせ番号から追跡すると1週間も大阪で足止めされている(あるいはどこかを経由していたのかは調べようがない)。
更に到着後もなにが悪かったのか税関で1週間も足止めされる。そしてついに8月27日には「保管」とかいう謎の状態になる。どこで保管されてるねん?税関?税関まで出頭しろってか?
そんなことを思っていると、翌々日の29日になって
「保管」状態のはずの荷物が配達された。
もしかすると「国際eパケット・保管」とかのキーワード検索でこのページにたどり着いた人がいるかも知れないので明記しておきますが、ほかは知りませんが私の場合「保管」でも実際には到着してます。
なんでこんなことを書くかと言うと、Ebayとかで国際発送をされている方がいらっしゃると思うんですよ。で、着いた着かないで争議になることもあるかと。
たぶんこの荷物、日本から追跡依頼をしたらうちに到着したことは証明できないので「紛失」扱いになると思うんですよ。つまり、私が極悪人なら到着してないと主張して6000円の補償金をせしめることもおそらく可能だと思います。
同様に、Ebayなどで国際発送をして未着を主張された場合、おそらく日本の送り主さんは紛失として返金なんかをする羽目になると思うわけですが、…実は到着してます。珍しい事例なのかもしれませんがこんなこともあるよというお話。
そんなこんなで11月。帰省ができなかったのでふるさと小包第2弾(おかんのポカを含めれば第3弾)をお願いする。
今回は一体どれくらいかかるのやらと思って眺めてたら
わずか1週間で到着。
で、ここまで書いたのが元旦のお話。2日の早朝にさらに今度は友人からふるさと小包が届きまして。
匿名だし、中身があまりに秀逸なので自慢したくてしょうがない。というわけで写真を載せてしまう。
開けながら二度ほど膝から崩れ落ちましたよ。その秀逸なセンスに。ぬれ煎餅とか充電させてもらえませんかの伝説の第1回に出てきた出川さんの海苔とか突っ込みどころはいくらでもあるのですが、最大にして最高のツッコミどころは左下のCDよね。
今聞きながら書いているのですが、知ってる曲も何曲かあり、雰囲気はすっかり昭和の飲み屋さんになってます。リンクを貼って気がついたのですが、まだ発売されて1週間くらいしか経ってないほかほかの新発売じゃないですか。ありがたや。
それはそうと、最速のEMSを使ってくださったおかげなのか暮れも押し迫った29日に発送されたものが2日に届いています。年末年始ということも考えると驚異的な速度と言っていいと思います。
で、話はここで終わるはずだったのですが、なんと、別の友人もふるさと小包を送ってくださったことが判明。盆と正月が一緒に来たような話です。…もっとも現在正月なのですが。
この別の友人も私など恐れ多くて使えないEMSを使ってくださったそうなのですが、はい注目―。
到着したふるさと小包より一日早い28日に同じEMSで投函されたにもかかわらず未だにドイツに到着していない。上を素直に読む限り、ドイツに到着すらしていない。
これなんですよ。問題は。すなわち、EMSを使おうと国際eパケットだろうと所要日数はまさに神のみぞが知る。
たとえば日本国内で東京から九州まで宅急便を送れば中一日で到着するなとかだいたいの所要日数がわかるじゃないですか。それが国際郵便物となると所要日数がさっぱりわからない。お金を払ってEMSという最高のサービスを申し込めばすぐに到着するかと言えばそうでもない。28日に日本を出た荷物は最速でも月曜日までは届きませんから最低でも1週間かかるということになります。つまり11月の国際eパケットと同じかそれ以上。EMSの料金の意味とは…という話になりますよね。
とりあえず、無事に到着するのを祈ってます。
こんにちは。初めてコメントします。よくアイルランドの友人に追跡付きの郵便を送付するんですけど、保管のまま到着することはよくあります。たぶん、受取の署名とかしないで渡しちゃうんじゃないですかね。(アイルランド人っっぽい…)
そんな場合でも、AnPostで調べると、Deliveredになってたりします。ドイツもドイツの郵便局なら追跡できるかもしれませんね。
それはそうと、今日現在、日本からアイルランド向けの郵便は、船便以外は受付停止してます。UKはOKなんですけどね。違いは何でしょう。
いらっしゃいませ。
なにせアイルランドにはもう1年近く行けていないのでアイルランド事情にはすっかり疎いのですが、ドイツの場合、最近「コンタクトレス」と称してサイン無しでの受け渡しとなっています。なのですが、例外的にEMSだけはきちんとサインを求められます。それで気がついたのですが、EMSだけは通常の郵便業務の方ではない別の方(アイルランド的にいえば専門のCurrierの人)がわざわざ運んでくれました。このあたりが価格差みたいですが、問題は日本から現地までどうやって送ってくれるかが問題なわけで、この価格差にあまり意味はないかな…と感じました。
アイルランド船便問題ですが、なんでも大陸からのEコマースのサイトなんかもアイルランドへの配送を中止しているとか。おそらくBrexitがらみなのでしょうが。早いとこ落ち着いてほしいもんです。