ドイツでの事実上のロックダウンが始まって数週間が経ちます。つぶやいたーにも書きましたが、どこにも出かけられないものだから、お金の使いようがないです。せいぜい近所のスーパーで生鮮食品や生活必需品を買う程度。近所のカフェに行くことも、週末にちょいとレストランに行くことも、近所の街のショッピングセンターに行くこともできません。村での幽閉生活が続いています。
現在できることは生活必需品の買い物以外では近所のお散歩くらいです。本日は、そんなドイツの村の幽閉生活がどのくらい退屈かをお伝えしようと思います。
ある日のお散歩ルート。
ここからスタート。
丘のてっぺんからスタートしたのでいきなり村付近が一望できる展望台があります。行ってみましょう。
パノラマ写真は左右にぐりぐりできます(一部のスマホなどを除く)。ね、なーんもないでしょ。ちなみに説明文にはカソリックとプロテスタントの30年戦争について書いてます。なお、歴史は私にとって弱点なのであまりつっこまないでおいてあげてください。
突如現れたのは距離標。いろんな距離標が集められてます。一部マニアさんには垂涎ものかもしれませんが…なんでここにあるんだ?
道は別の村に向け突然下り始めます。
村の中には踏切がありますが、2時間に1本、2両編成のやる気のなさそうな汽車が来るだけです(両方向だと1時間に1本の計算)。この踏切向こうには週末だけ開いているカフェがあるのですが、コロナ騒動真っ只中の現在、もちろん開いてません。
来た方向に戻ります。これで往復大体4キロの道のり。
ねっ?退屈でしょっ。まだ愛想の尽きていないという変わり者の方のために続けますよ。第2の散歩道。
出発点は村外れから。ドイツのたいがいの田舎道はこのように一般車両の通行が制限されてます。
お見事なほど、なーんもありません。この先長いですよ。なにせ本日のお散歩道は片道5キロですから。
さっきの地点から30分弱歩いてたどり着くのがここ。この先写真に見える丘におぼります。
ここから丘に入ります。車両通行止めですが、歩行者は問題ない…んじゃないかな…知らんけど。
気温は15度くらいと春めいてきましたが、まだ新緑の季節まですこしあるようです。気持ちの良い森の中を進みます。
えっこらせと登ります。
なにやら岩がみえてきました。
こんな岩場です。
岩の上に立っても、残念ながらものすごい眺望が望める…というわけではないです。
こちらは別の岩。残念ながら先客がいたのでここからの眺望は撮影できませんでした。そう。皆行くところがないのかけっこうな数の人が森の中を散歩してました…と言ってもどんなに多く見積もっても20人とはすれ違ってませんけど。
降り始めます。岩に登っていると思われる人の自転車が放置されてました。鍵などかかってないあたりにこの界隈の平和さが見て取れると思います。
もはや誰も見ていないだろうことをいいことに、もう1ルート行っちゃいますよ。
ここからスタート。
森の中の道を進みます。
森を抜けるとなにやら建物が見えてきました。
こちら、歴史的には要塞、現在は教会です。
ぶっちゃけなんということはない教会ですが、雰囲気は悪くないです。♪もーりのちいさな教会でー、けっこーんしきをあげましたー♪
ちょっと手前を見ると、このような塔があります。コロナのせいで残念ながら閉鎖中なのですが、せっかくですので過去にお邪魔した時の写真をどうぞ。
このように塔に登ると最高の眺望が待ってます。…が、見ての通りな~んもない村です。
というわけで、こんな村に幽閉されています。ね?耐え難い悲劇でしょ。
まあ、正直なところ、このコロナ騒動の中で私は運がいいというか、楽な立ち位置にいると思います。そりゃ、遠くに出かけられないし退屈ですよ。だけど、こんなドイツの片田舎で嵐がすぎるのをじっと待つことができるってのはありがたいことです。
ドイツの最新のニュースとして、現在の制限を徐々に解除の方向だそうで、来週から一部の店などが再開されるそうな。このまま落ち着いてくれればいいですが…そうかんたんな話じゃないだろうなという気がします。
どこかで見たことのある教会でした。移ってるジープまで同じです。神父さん、私のジムニーと競争しましょう!
確かこちらプロテスタントの教会なので牧師さんです。…細かいことが気になるのがボクの悪い癖。件の牧師さん、かなりシャレのわかる御仁らしいので乗ってくれるかもしれません。
移ってる ⇒ 映ってる
誤字脱字が許せないのが僕の悪い癖。
教会の尖塔に十字架が二つ、カトリックとプロテスタントの合同教会ですね。(ドイツに多い)
↑ まさか信じる人はいないですよね?
誤字脱字の多さでは私の右に出る人はいません(えっへん)。最新の車の話も掲載後4-5箇所の誤字脱字をこっそり訂正してます。
間違い探しか?w
昨日お隣さんに「コロナにカツカレー」ご馳走になりました。
時節柄筆者読者の皆様、くれぐれもご自愛ください。