ごぶさたをしております。1ヶ月ほど更新をサボっても誰からもどこからも文句も心配の一言もないこちらのサイトですが、そろそろ更新しないとほんとにサイト終了になりそうなので更新を再開しますかね。
この1ヶ月何をしていたかと言うと…別に大したことはしてないです。1週間くらいドイツ国内の海近くでぼーっとしていたくらいです。これはネタにすべきかどうか。するほど大した話じゃないんだよなあ。…まあ、それを言えば今日の話もそうかも。
日曜日。ご飯を作るのが面倒だと、二人で外に食べに出かけました。ハルツ国立公園遭難(未遂)事件(3)で紹介した魚レストラン。
抜け目のない私(当社基準による)は、Google Mapで20時まで営業であることを確認の上、18:50頃件のレストランに到着。
到着。さて、車をどこに停めようか、あ、入口に近い場所が空いてる…と思ってると、コドモがかけてきた。その時は気がつかなかったけどあとで車載動画を確認したら、まさに「血相を変えて」駆け寄ってきていた。
私は車をていねいにバックで停め…ていたのだが、その間もこのコドモ二人からの熱い視線を感じる。ホントに私と車をじっと見つめているのよ。なんやねん。もしかして、駐車しようとしてるところで遊んでたとか?
車から降りて、あまりに気になったので聞いてみた。
もしかして、ここに車停めたら悪かった?
コドモ:「カエルー」
は?
聞けば、オタマジャクシから成長した小さな蛙がそこいら中にいるらしい。言われてみると、足元に何匹か、ほぼ黒いそれこそ指の爪くらいの大きさのが…いる。どうもコドモたちは、そのカエルに気をつけて運転してほしかったらしいのだが…無茶言うない。運転してたらカエルなど見えんわ。
ごめん、見えなかった…とは言ったものの、コドモたちは静かにお怒りでして。そう。私はカエルを車で踏み潰した極悪非道な人間なわけね。つまり、コドモは私を熱い視線で見ていたのではなく、むしろ、この上なく冷たい視線で見てたのね。
なんか申し訳ないような、納得出来ないようなモヤモヤした気分でレストランへ向かう。レストランへの数段の階段から上は…うわあ、踏み潰さずには進めないという感じで大量のカエルが。これ、嫌いな人にはトラウマになるレベルだぞ。
これ以上コドモたちに嫌われないよう足元に気をつけてレストランへ。
ようやくレストランに入ると、ウェイトレスさんが
「今日は7時までなんですよ」
え?8時までじゃ?
「日曜日は7時です。キッチンは閉まりました。ほら」
とビジネスカードを渡される。うん。確かにそう書いてある。…ただ、まだ7時前だけどたぶんそこは突っ込んじゃいけないんだろうなあ。
再びカエルを踏まないように気をつけながら(でも嫁には「踏んだ」と言われた)車に戻り、別のレストランに向かうために出発。
レストランの入口では…
コドモが自前の「カエルに注意」の注意書きを貼っていた。そんなちっちゃい紙、誰も気がつかんて、せめて、車の進行方向に貼りいや…と言おうかと思ったが、もうすでに嫌われているので無駄なことは言わずに立ち去った。
いや、でもね、ドイツってそんな国なんですよ。ほら。
カエルに注意の標識(公式)は実在する。
この標識があるところではボランティアさんがカエル避けのネットを道路に沿って設置。さらにはバケツも仕掛けて、夜になるとバケツに入ったカエルを通りの向こう側に運んであげたりするらしいです。
もっと言えば、近所にはこんな標識もある。
カエルにつき夜間(午後8時から翌6時まで)通行止め。
と、いささか理不尽な理由でコドモに嫌われたことに心を痛めつつ(そのあと食べてきれいに忘れたけどさ)、別の行きつけのイタリアンレストランへ。
何がいいって…安いのよ。ちゃんと石焼きオーブンで焼いたピザが8ユーロとかで食べられる。嫁はここに来ると、なんとかの一つ覚えでハムとパイナップルの載ったPizza Hawaiiを食べ続けてる。高校生の頃とかからずっとらしいからかなりの筋金入りと言っていいだろう。
私はと言えば、何やらサーモンの入ったパスタがあったでそれにする。ちなみに厨房を見ていた嫁が言うのだ。
「ここのパスタ、Barillaのだね」
は?なにそれ?ここいらのどこのスーパーでも売ってるようなパスタなの?
「うん。箱が見えた」
Barilla…日本での知名度はどうか知らんが、こっちではたぶんいちばん有名なメーカーじゃないかな。割とスーパーのチラシで半額になっているのをよく見る。そりゃ、この値段で自家製パスタを期待するほうが間違ってるけど…なんとまあ、Barillaでしたか。はて、日本でうどんとかの手打ちは聞いたことがあるけど、パスタの手打ちって聞かないな。どこのイタリアンレストランもパスタは買ってるのかな…知らんけど。
文句は言うまい。私が飲んだグラスワイン二杯を含め、嫁の2杯のソフトドリンクまで含めて33ユーロ。日本のサイゼリヤじゃあるまいし、この値段で文句を言うほうが間違ってる。考え方によっては、レストランでも食べられるパスタが家でも食べられるとは素晴らしい。
…って、これ、税金払ってないやつですよね。別に安いからいいけどさ。
(カエルのアイキャッチ画像はこちらよりお借りしました)
Barillaのパスタは日本でも結構見かけます。と言っても、イオンとかのベタなスーパーの売場ではなくて、KALDIの類の輸入食料品店においてあることが多いようです。
値段は、国産のパスタより少し高めで「本場イタリアの〜」をウリにしている感じです。
なので、イタリアンレストランで、わざわざBarillaのパスタを使ってますという表示をしてあるのを見たこともあります。
あと、生麺の手打ちパスタと表示しているお店もときどき見かけますが、スパゲッティーとかショートパスタではなくて、平たいフェトチーネが多いような気がします。
もっとも、業務用で1人分づつ袋に入った状態で売られてる生麺もあるので、それを使っているかも知れませんが。
知らんけど(笑)
幸か不幸か、日本で手に入らないものってない気がするので、Barillaのパスタが売ってても驚きませんね。むしろ、レストランで自慢げに使っているということに驚きました。アリなんですね。
…って、知らんのかーいっ(お約束)
アイルランド情報に興味があって、
5年以上前からずっと読んでます。
毎週チェックしていましたが、
今回は余りにも更新までの期間が長かったので
さすがに心配してました。
何事もなくて良かったです。
ありがとうございます。思えばアイルランドの話などほとんどしていない問題があるのですが、これからもなんとなく続けていきますのでよろしくおねがいします。
小学校低学年のころは、バケツ持って、近所の田んぼでカエルを捕まえまくって下の方は圧死していた…..
とりあえず庭にあった池にや水槽に入れていたけど、,,,,,
親にわざわざ捕まえる程の物じゃないから逃がしなさいと言われた記憶が/////
とはいえ日本では、体力のない個人事業や自営業ではバイト雇うのも青息吐息。
近場に市場のないレストランで新鮮な料理を期待するのも難しい。
町中どこも商店街も喫茶店も消え、スーパーやコンビニは勿論、塾もファミレスも古本屋さえもチェーンやフランチャイズばかり。
大手資本には敵わない。市民の生活を保障するのは私企業ではなく政府の責任とは思うけど、
ドラスティックな改革をしないと日本は本当にジリ貧、少子高齢化隊も含め。そのためには市民が目覚めるしかないんですけどね。
いざとなったら自給自足できる環境こそが最強のような気もする。
子供の頃に見た、オタマジャクシのたまごはけっこう不気味に見えたことを覚えています。
ここ数日(今も)ドイツ某所は三十度を超える猛暑です。さて、あのカエルさんたちにとってこの天気はどーなんでしょ。暑すぎて淘汰されるんじゃないかという気がします。
そのフランチャイズなんとかはドイツも同じな気がしますよ。街なかにある店が同じようなのばっかり。最近はその街なかの店をぶっ潰したショッピングモールが潰れ始めているとかいうもう冗談としか思えない状態ですよねぇ。