惜別・ジオシティーズ


今月(2019年3月)末日を持って、Geocitiesのサービスが終了するらしいです。最近の若いもんにはなんのことかさっぱりでしょうが、インターネット黎明期に個人が競ってホームーページを作成した無料サイト…なんです。

私がその一人です。

このサイト、なにげなーく18年の歴史を誇ってます。企業サイトはともかく個人サイトでここまでの歴史のあるところってそうそうないですよ…質はともかく。で、その輝かしい(輝かしいんですっ)歴史の一歩はGeocitiesで刻まれたのです。

画像クリックで15年以上前の世界を訪問できます。なお、リンク先はほぼ存在しません。

こうして改めて見てみると…20年近い重みを感じます。言いかえれば、古臭いサイトですねぇ。

ちなみに、なんですけどね、URLはhttp://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Forest/4079なんですが、これ、「シルクロードフォレスト」街区の「4079番地」ってことなんですわ。なので、この末尾の番号を変えると、作り始めて途中で投げ出してしまったサイトの残骸などを眺めることができます。

2006年4月1日は、当時大きな話題となった某病院サイトへのオマージュ(意訳:パクリ)でこんなページを一日限りで作ったりもしました。ちなみに作ったのはひでかす。13年ぶりに気がついたけど、ひでかす君、Editionのつづりが間違ってるぞ(;・∀・)

そういえば最近彼の名前も出てきませんねぇ。ちなみに本日現在でもikikou.comの共同管理人なので、彼が私に断りなくこのブログの更新をすることは可能なんですが…たぶん彼自身そんなことは忘れていると思われます。

Geocitiesはなくなるのですが、幸いといえば幸い、2008年以前の日記はenpitu.ne.jpというサーバーに保管されているので現在のところ問題はなさそうです。

Geocitiesの消滅とともに消えてしまういくつかの「エッセイ」はこちらから。

ダブリンバス事件簿

書いた本人も忘れていたハンガリーのお話

この他にもそうとうあるんだけど、何もわからずにホームーページを作り始めたもんだから、サイトの階層構造が意味不明。発掘が面倒なので諦めました。

信じてもらえるかどうか…。一部のページはなんとワードを使って作ってるんですよね。Word2000。そこからとほほのwww入門でタグの基本なんかを学んだり…。

ちなみに、今回のブログ、かなり困りながら書いてるんです。見る人が見れば(いや別にそうじゃなくても)このブログがWordpressで動いていることはわかると思うのですが、何も考えずに大型アップデート(5.0)にしたところ、入力のインターフェースが見事なほどに変わってしまいどうしていいのかさっぱりわからない。たぶん次回数回くらいは試行錯誤をしながらになるのでなんだか見た目が異なってくると思います。

それにしてもまあ、私のページはともかく、他の有益な情報のつまったページがあと数日でひっそりと消えていくんですね。残念な気もします。