【嫁つき日本帰省2017】SASがっすのスカンジナビア航空定点観測。プレエコ編


9月8日の日記でお知らせしたとおり、嫁と日本に帰省したんです。まあ、「楽しみ二倍、費用三倍」の旅でした。いや、下手したら3倍じゃきかないかも。…まあ、そんなわけですから、のんびり記録にまとめるので聞いてくださいよ。

 

ハノーファーからコペンハーゲンへ

 

この日の写真を見直すと、記念すべき最初の写真はこれ。

 

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…よりによって落書きされたS-Bahn(近郊列車)かよ。

 

ちょっと誤解を招きかねない表現かもしれないけど、橋の下とかのコンクリートに落書きするのは1000歩くらい譲れば耐えられるかもしれない。だけどさ、この動く電車に落書きするのは許せない。ガラスまで塗られると車内は真っ暗になるし、この清掃費用は結局回り回って私たち乗客が払うことになることがなんとも許せない。鉄道会社は被害をバンバン請求して、払えないなら犯人をどんどん牢屋にでもいれてしまうべきだと思う。

 

心配症の嫁のお陰で例によって1時間半も前にハノーファー空港に到着。これでとんでもない時間が余る…はずだったのだが、S-Bahn(近郊列車)は遅れ、事前に免税品を注文していた件で免税店で揉め…などとやっているうちにいいあんばいの時間になっており、朝ごはんを食べているうちに搭乗時刻となる。

 

ルヒトハンザのラウンジにて。「ちょけっている」私はシャンペンまで用意。結果、私が全部飲む羽目に。

ルフトハンザのラウンジにて。「ちょけっている」私はシャンペンまで用意。結果、私が全部飲む羽目に。

 

利用は相変わらずのSASがっすのスカンジナビア航空。

 

天気の悪さといい、機材といい、どこか最果ての空港の趣…。

天気の悪さといい、機材といい、どこか最果ての空港の趣…。

 

コペンハーゲンまでのエコノミープラスクラス。ATR72という後部から搭乗する変わったヒコーキなので、エコノミープラスクラスは機体の最後尾にある。ただし席そのものはなんちゃって上級クラスなのでエコノミーと同じ。嫁と二人で並んで座ると前後左右からの圧迫感が酷い。前の席までの隙間はほとんどなく、後ろは最後列のため壁(リクライニング不可)、左は窓が迫り、右には嫁の(検閲削除)。記録的にガラガラの機体だったので正直嫁と離れて座りたかったが、旅の最初からそんなこと言ったらまずいかなと…変なところで遠慮する私。

 

私が数えた限りでは客は13人。…大丈夫なのかな。この路線。これ以上の機材の小型化は無理だし…。

私が数えた限りでは客は13人。…大丈夫なのかな。この路線。これ以上の機材の小型化は無理だし…。

 

機内でなんちゃって機内食のサービスがあったのだが、嫁ともども拒否。だって、あまりにまずそうなサンドイッチだったんだもん(それはそれで記録の意味で頼むべきだったかもしれない)。私は「スムージー」を注文したのに、出てきたのは「アップルジュース」。…聞き違えとかいうレベルじゃねえ。このジュースがまあまあ美味しかったので嫁が数分後に同じものを注文すると、客室乗務員氏…

 

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「品切れでーす。アップルジュースは2本しか載せてないの」

 

…なーんかどこかがダメなんだよなあ。この会社。

 

コペンハーゲンにはほぼ定時に到着。前回は4時間ほどの待ち時間を利用してチボリに行ったのだが、今回はふたりともコペンハーゲンは高いし、ついでに寒いという理由で空港に滞在。

 

コペンハーゲンから成田へ

 

実は事前にマイルを使ったアップグレードをお願いしておいたのだが却下される。一縷の望みを繋いでラウンジのサービスカウンターで聞いてみたところ…

 

係のお姉さん:「1席なら、空いているんですがねえ」

 

…と夫婦の仲が試されるようなことを仰る。聞けば、(有償の客がやってくるなど)「念のため」に二席をブロックしている座席があるらしいのだが、そこは搭乗口で最後の瞬間に開放するんだそうな。

 

数時間後、搭乗口。聞いてみると「満席です」とのこと。この時点でエコノミープラス席での旅が確定。くそー、一人だったらビジネスクラスで帰省できたのに…などとはもちろん言えない。

 

というわけで、エコノミープラス(プレミアムエコノミー)での10時間の旅。

 

機内食その(1)

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こちらは嫁の食べた、エコノミークラスと同じ食事(ただし、トレイなどはエコノミークラスよりマシらしい)。

 

私は撮影のためだけに、地雷であると知りつつ魚を頼む。もう何度でも書く。SASがっすのスカンジナビア航空の魚料理は地雷です。インスタなどでネタを狙っている…などと言うことでなければどうか私の言うことを信じて避けてください。…というか、写真を見る限りでは…どっちも地雷ですな。

 

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写真からも伝わってくるかもしれませんが、この…信号機でもイメージしたんですか?とでも突っ込みたくなる謎の物体は、左から、マッシュドポテト、白身魚のマスタードソース(だったと思う)と付け合せの野菜。魚は全く味がありませんでした。今回はプレエコの運賃をしっかり払って乗っているんだから言わせてもらう。これは酷すぎると。

 

10時間超の長旅、なんとなくうとうとはできたものの、十分に休息が取れたとは冗談にも言えない状況。そんな中到着前の二食目が届く。こちらは嫁の分も何もない…。選択の余地なし。

 

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参考までに。こちらは8月に乗った上海線のプレエコの機内食。

 

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…向きが反転してますけど、どー見ても同じものですね。

 

成田空港へ到着。9月に私を大いに怒らせた「おかえりなさい」の表示も今回は素直に額面通りに受け取ることができた。

 

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家人が車で迎えに来てくれる。ありがたや。

 

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スカイツリーを首都高から…ではなく、首都高の下の道から眺める。

その足で環七沿いにあるうどん屋さん、田奈加へ。

 

ここでうどんとそばの定食をいただいたのだが、嫁がとんでもない誤解をしていることが発覚。すなわち…

 

これが…

 

…うどんで…

 

これが…

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…そば。

 

言わずもがなですが、どちらもうどん。かけかざるかの違い。…なんですが、嫁の理解では温かいのが「うどん」で、冷たいのが「そば」だと勘違いしていた模様。その勘違いは上田の謎の蕎麦屋さんから来ていた模様。いや、違うんだよ…と説明。

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こちらが多奈加のそば。

その誤解を解いた上で、嫁いわく、うどんは好きだけど、そばはいまいち好きじゃないそうな。上田の蕎麦屋さんには悪いけどわかる気がする。うどんのほうが万人受けする味だと思う。かくいう私だって、うどんかそばかの選択肢があればうどんを選ぶ。

 

嫁は午後5時に早々とダウン…寝てしまう。そして、私が寝ようとした午後10時頃に一度トイレに行ったきり、朝まで完全に熟睡。つまり、15時間とか寝た計算になる。ある意味すごいわ。いや待て、成田からの車中も完全に爆睡してたな。