逆の意味で明日はわが身の情報漏洩事件?

昨日のこと。以前アイルランドネタの提供に協力をさせていただいた某社よりメールが届く。なにやらアンケートに協力をしてほしいのこと。残念なことに、私にはさっぱりわからないネタだったので、これは協力できないな…と思ったのだが、なんか違和感を感じた。

その違和感の原因はすぐにわかった。このメール、数えてはないけど数十人の人に送られたらしい。なぜそれがわかったかと言うと、あて先(To Field)にずらずらと送り先のメールアドレスが…。

ありゃ、こりゃまずいんじゃないかな。

と思っていたら、翌日来ました。責任者名でのお詫びメール。

…気がついてなかったけど、ホントだ、件の会社ではない聞いたこともないドメインからメールが送られている。

実は、たまーにアイルランドの取材協力依頼のメールをいただいたりするんですよ。信用できるドメインからのメールならお返事をさせていただいてますが、それ以外の場合は、申し訳ありませんが無視させてもらってます。だってさー、「XXテレビ局のXXの番組の制作を担当しているXXです」ってホットメールのアカウントからメールもらっても実際胡散臭いだけでしょ。疑りだしたらきりがないけど、新手の詐欺とも限らないわけで。

というわけで、今回のやっちゃった会社も、実はよく知られたその会社名のドメインから送ってくださったので、お返事をさせていただき、それ以来のお付き合いが始まっていたりするのです。

今回のこの一件、日本に住んでいる人なら知らない人はいないほどの大きな会社ですので、この会社のことを快く思っていない某新聞社あたりに密告したらおそらく三面記事になるんじゃないかな。だから鬼の首を取ったように威張りたいんじゃなくてさ(…ってかことを大きくするつもりなど毛頭ありません)、実際この程度のことなら、私が明日同じことをしないとも限らない。他山の石にしましょうね…というのが今日の主題。実際、あまりにお粗末なミスです。だからこそ、自分がやっちゃわないとも限らないわけで。

車を運転したら、誰かを轢き殺しちゃう可能性があるのと同様に、電子メールを使う以上、気をつけなければいけないなあと思いました。何せ、電子メールは最速、送信ボタンを押した数秒後には相手が読んでいる可能性があるわけですから。

気になることは、このメールを送信した人がどうなったか。始末書の一枚くらいでことが済んでいればいいですが。万一、関係者の方がこのブログをお読みでしたら、私は気にしてませんので、穏便にお願いしますね。