日曜日。「今話題の」場所へ行く。築地市場。ところが…
日曜日は休場日でした。考えてみると当たり前ですが。
なのにまあ、すごい人数の観光客が来ていて、場外市場の細い通りは歩くのもままならないほど。日本語以外で聞こえてくるのはもちろん中国語や韓国語。そんな外国人観光客が黒山の人だかりを作っていたのはマグロの解体ショー。なんかやってるなーと思いつつ通過。帰りに寄ってみたところ、そこには…。
個人的な意見ですが、あれって趣味が悪いと思うのよ。なんというか、マグロってけっこう大きいでしょ。なので、マグロ=人間と見てしまって私には「人間解体ショー」を想像してしまうわけ。マグロは好きだけど、切り刻むとところなんか見たくない。もっと言っちゃえば、鉄道自殺した人の死体のことを一部でマ…いや、書かないほうが正解だな。これは。
まあいいや、築地市場にせっかく来たんです。朝の11時ですが、なにか美味しいものを食べて帰りましょう。選んだものは…
…ラーメン。
なんでラーメンなんだよ…というツッコミはあまりにごもっともですが、実は前日、成田に着くなり迎えに来てくれた家人がそのまま上野の寿司屋に連れて行ってくれたのだ。前回と全く一緒の行動。なので、実は到着後食欲がなくほとんど食べなかったのだが、2日連続で寿司というのもいかがなものかという結論に至った次第。
件のラーメン屋さんは市場っぽいすごい店でした。店は1間ほどの広さしかない。そこで二人の調理人さんがラーメンを作っている。一人は茹でる係。もう一人はチャーシューを載せたり、お会計をしたりというすべての雑務。一度あたり4-5人前しか茹でることができないので非常に非効率的。そりゃ行列も伸びる。
「お待ちどおさま」
待つことしばし、ようやく私達のラーメンが出来上がった。一人前700円なり。
…ちょっと待てやい。この丼いっぱいの熱々のラーメンをどーせいと。どうも歩道の反対側にあるテーブルというか台というかまで持っていって食べろ…ということらしい。ぼーっと歩いているアホな観光客もいるので(私もその一人だけど)、そいつらにぶつからないよう最新の注意を持って運ぶ。正直熱くて丼を取り落としそうだった。
超細麺の正統派醤油ラーメンでした。美味しかったです。
翌日。友人に会いに行く。時間がちょっとあったのでちょっと寄り道をしてみる。行き先は…大橋ジャンクション。
はいはいはいはい。どーせ私はアホです。貴重な東京滞在の時間を使ってこんな場所に行くなんて。でもいいんです。なんとかヒルズなど私には無縁の場所だし、こーゆータモリ倶楽部的なノリが自分では好きなんです。
まあ、これを読んでくださっている首都圏にお住まいでないほとんどの方は「大橋ジャンクション」ってなんやねん…とお思いのことと思います。詳しく正確な情報を知りたい方はWikiでも見ていただくとして、私なりに簡単にまとめると、大深度地下に作られた首都高速のトンネルから、結構な高さにある別の首都高速の高架道路を結ぶ結節点なのです。その差、71メートル。
71メートルですよ?ビルの20階分くらいの高さを一気に駐車場の出入口のようなループで結んでいるんですよ?これってすごくないですか?この日本の建設技術の粋を集めて作ったようなものを見てみたくなったのです。
大橋ジャンクションは東急東横線の池尻大橋駅からすぐの場所にあるらしいです。…と推量系なのは、この場所にバスで向かったからです。中目黒駅で突然思いついて途中下車して調べたらバスで行けることがわかったので。
バスを降りると、件のジャンクションはすぐに目の前に現れた。
…この写真だけを見てこれが何かを言い当てることができる人はまずいない気がします。とりあえず向かってみます。
巨大なループの中に入ると、そこにはエレベーター。そして、ドーナツ状のループの中心は運動公園として整備されている模様。エレベーターに乗って、ループのてっぺんに向かいます。
…うん。この写真を見てこれが何かを言い当てることができる人はほとんどいないだろうなあ。見ての通り、写真奥に向かい上りになっています。この下には大型車を含めた多くの車がひっきりなしに往来しているわけです。と言っても車の騒音はほとんど…いや、全くと言っていいほど聞こえません。
ループの一番上に到着。ここから首都高速渋谷線へ合流します。
DNAのようにこのジャンクションは上下線に分かれて二重らせん構造になっており、こんな感じになってます。
よくもまあ、こんなもんを作ったもんだと思います。感心しつつ大橋ジャンクションを後にして友人宅へ向かいました。
池尻大橋のジャンクション、タモリ倶楽部で見ました。
実物は見たことないですが、あまり中は走りたくはないです。
実物は歩く分には大きいですが、車で60キロとか出すとかなり厳しいのではないか(確か40キロ制限)と思われます。
タモリ倶楽部ですか。見てないですけれどあの番組ならすぐに取材に行きそうな気がします。