本日のお話は豪華二本立て…よーするに大したネタじゃないからまとめないとダメだったというお話です。
彼我の差はここにあり。ネスレの商品比較
日本に行った外国人観光客、訪日観光客がたいがい気に入るもの…といえば「抹茶」を挙げたいと思います。抹茶そのものもそうですが、抹茶味のお菓子、例えば抹茶味のキットカットとかが、日本にしかないおみやげとして喜ばれるらしいですね。実際会社に持っていったらウケたし。
というわけで、ドイツ人の嫁も例外ではなく、日本に行き抹茶が大いに気に入りまして、「抹茶ラテ」なるものを買って帰ったんですわ。
ネスレ日本の商品なんですが、もちろんネスレの本場(注:本社がスイスだ…という意味)のこちらにはそのような商品は売ってません。売れると思うんだけどね。その代わりにあるものがチャイラテ。
2つ並べて気がついたことがあります。…箱の大きさがぜんぜん違う。しかも、よく見ると、チャイラテは8本入りで抹茶ラテは9本入り。チャイラテは全部でどーんと176g入りなのに抹茶ラテは50.4gしか入ってないし。
その理由は中身を見ると一目瞭然。こちらのチャイラテの1杯分の粉末は22グラム。それに対し、日本の抹茶ラテの粉末は5.6グラム。実に1/4の量です。で、チャイラテは150mlのお湯に溶けと書いてあって、抹茶ラテは180mlのお湯に溶けと書いてある。…つまりはこっちのチャイラテはさらに濃厚になるということですね…。
当然のように熱量にもすごい差が出ます。1杯あたりの熱量、日本の抹茶ラテは31kcalに対し、こちらのチャイラテは98kcal…3倍超です。
…なんちゅうか、このスティックの大きさの差が、そのまま彼我の体格の差になっているような気がしませんか…。
ホッカイドウとはドイツではかぼちゃの一種のこと
結婚式で通訳としてお世話になったケイコさん(仮名)のお宅におじゃましました。おいとまする際に図々しくも家庭菜園で採れたというズッキーニとホッカイドウをいただきました。
ホッカイドウとは、かぼちゃの種類。イギリスでなぜかみかんの一種がサツマと呼ばれているのと同様に、かぼちゃの一種がホッカイドウと呼ばれている。嫁がズッキーニはひき肉と炒め物にしてくれた。うまかった。
問題はホッカイドウ。明らかに日本で売っているかぼちゃとは違う種類。そもそも日本で売っているかぼちゃって外側が緑色じゃなかったっけか。
悩んだ挙句に半分フツーに煮てみました。砂糖と醤油だけで。
…微妙でした。味が染みてなかった。もしかすると、圧力鍋で無理やりやれば味が一気に染みたかも。数日後にタッパーから出してみると、甘く味が染みてました。
残りはうちの家庭菜園から来た別のかぼちゃと一緒に嫁がスープにしました。こちらは美味。
1)チャイは以前手作りして飲んでいましたが、砂糖の投入量が半端ないので、飲むのを止めました。インドにはライスプディングなるものもありますが、こっちも砂糖を大量投入。作るのを止めました。インドスィーツは基本出鱈目に甘いです。
2)かぼちゃにほっかいどうという名前がついているのですか!(@_@)ドイツだけにでっかいどう?ちなみに表皮が赤いカボチャは日本にもあります。主にお盆用ですが。
それで思い出しましたが、ギリシャで珈琲といえばギリシャのどろどろの珈琲のことで、普通の珈琲を飲みたければ「ネスカフェ」と言わないと出てこなかったのを思い出したじゃないですか!
ところで、カボチャに削りカツオ入れないのですか?(手に入らないだけ?)甘いだけのカボチャってカボチャって・・・。
いやー、カロリー表示見てもう笑うしかなかったです。砂糖が70%とか。コーラ並みの破壊力ですよ。これ。
ギリシャでは「アメリカーナ」とか言わないで「ネスカフェ」なんですか。知らなかったです。
かぼちゃは、ダシを入れると味が濁る…ってないですか。日本にいた頃は醤油とかちょろっと入れたりもしれたんですけど。なお、鰹節がほしければ日本から持参だと思います。
>イギリスでなぜかみかんの一種がサツマと呼ばれているのと同様に、かぼちゃの一種がホッカイドウと呼ばれている。
日本では、アイルランド真実紀行の筆者である Snigel
は聖人という意味でンがな。
…おだてられても木には登れませんw
10年以上前の情報ですが、フランスでも、おっかいどー(仏語はh読まないので)ありました。アイルランドのLidlでも買ったことあります。欧米によくあるドデカかぼちゃ(仏語でpotironぽてぃほん)はその昔に煮物にしたらソウメンかぼちゃのようにサラサラに解けて、まったく料理にならんかったんで、そらスープかパイのフィリングにでもするしかないわなって感じやったんですが、それと日本の栗かぼちゃの中間くらいの印象ですねホッカイドーさんは。
バターナッツかぼちゃは近年日本でもメジャーになってきました。実はあれが一番日本の緑の皮のかぼちゃに近い気がします。
抹茶人気はすごいですね。大阪の実家のすぐ近くに中国人観光客が大挙して押し寄せる商店街があるのですが、そこのドラッグストアなどでは抹茶味のお菓子やら飲み物やらと、わさび味のものもズラ〜っと並んでいます。棚が緑一色です。
以上食物話題に食いついてしまった主婦でした。
Hola…あ、スペイン語と同じですね。
かぼちゃは…そう、スープにするとおいしいのです。やはり、郷に入ればなんとやらで、おとなしくヨーロッパの調理法に従っている方が正解のような気がします。
なんか、彼の国の観光客の爆買いバブルが終了してそれに当て込んでいた人たちは酷い目にあっているらしいですね。なんでも銀座のデパートの「免税フロア」にブランド品に並んで抹茶味のお菓子が並んでいるとか。その異様な光景を見てみたいと密かに思ってます。
ほう、カボチャの質が違うのですね。なるほど。ちなみに夏ごろの話ですが(秋だったかな、いづれにしても割と最近)、フランスにかつお節を生産する工場が出来たそうです。鹿児島張りきってます。ということで、ドイツでもかつお節が手に入るようになる・・かも・・かも。
たとえそのかつを節がドイツで売られ始めても、我が最果ての村に届くことはないでしょう。なにせ、鮮魚すら売ってないのですから…。あ、通販?なるほど…。