今日の日記はまたダラダラとオチもなく長いですよぉ。2回に分けようかとも思ったけどあまりにダラダラしてるので1回で無理やり行きます。
かくして伏見稲荷大社訪問の後は京都駅へ。
もう勝手知りたる我が家のように京都を知り尽くした(地元民だしね)まっきーが向かったのは駅ビルの中。
スイーツ女子(笑いながら書いてます)に人気の店らしいけど、女子じゃない、そもそも日本に住んでいない私が知るわけがない。昼間は行列ができるような店らしいけど、もう日が暮れるような時間はスイーツ女子の活動時間ではないらしく、すぐに入店出来た。
(まっきー撮影)
抹茶ところてん…だったと思う。すごくおいしかった。しかしながら、男の私はどちらかと言うと和服姿のウェイトレスさんの一人がすごくかわいくて感じが良かったことのほうがよっぽど印象に残っている。…グルメレポーターとしてはまるっきり失格もの。
ところで。京都駅って「古都」のイメージからは程遠いほど近代的な駅なのよねん。駅の中には大階段(宝塚ではない)があって、こんな感じでライトアップされてまして…。
まだ夕飯まで時間があるというので再び京都ヨドバシで遊んだ後夕飯へ。
まっきーってさ、まったく知らなかったが、よく歩く子なんだわ。夕飯の場所まで歩くと言い出すので素直に歩き始めたが、歩けど歩けど目的地にはたどり着かず(まあ、甘いモノを食べたあとなのでそれはそれでよかったのだが)。地下鉄二駅以上歩いてようやくたどり着いたのは…
こんな行き止まりの路地裏の店、知らなければ絶対にたどり着かんわ。
なんか、串モノがおいしかったです。
いい気分でホテルに戻る。…が、途中にあったものにふと目が止まった(どの駅だったかは覚えてない)
車椅子でのエスカレーター乗車は、大変危険ですのでおやめください。
…いや、危険か危険じゃないかの話じゃなくて、可能か不可能かの話じゃないの?どーやって車いすでエスカレーターに乗るの?
というわけで一日目終了。なんで私はここで一旦日記を切らなかったんだろう。まあ、続ける。
二日目。素泊まりプランだったので、朝食は京都駅構内。
確かコーヒーがおまけで付いて200円とかじゃなかったかな。安くて美味しかった。
再び愛する京都ヨドバシでまっきーガイドと合流し、市バスに乗る。
市バス。写真を撮りそこねたけどすんげー並んでるのね。で、当然すんげー混んでるのね。びっくりした。満員の市バスに乗ること10分程度で着いたのは…
国宝。三十三間堂。
なんか鍵穴から覗いたような写真になっているのは実は京都ヨドバシでスマホ用の魚眼レンズを買ってそれを試したかったからだったりする。…これだけ京都ヨドバシの宣伝をしたんだから、きっと京都ヨドバシから金一封が届くに違いないと期待している。
残念なことに、館内は厳しく撮影禁止なのよ。館内は壮観でしたよ。
あのね、良くある話なんだけど、私、修学旅行で京都を訪れています。奈良も。もうさだまさしさんの「昨日・京・奈良、飛鳥・明後日」という迷曲があるんですが、そのまんまの世界。
(一生懸命探して出てきたのはこれだけ。ちなみにこれを見始めたおかげでこの日記の公開が一日遅れました…。歌詞をやばく間違えるし、コードも間違えるしかなりグダグダです。)
あの時にね、覚えているのは、金閣寺、清水寺、新京極通りには行った。だけど、三十三間堂に来たっけなあ。20年も前のこと、思い出せというのがどだい無理。なんか記憶の片隅にあるようなないような…なのだ。
そんな三十三間堂のあとに向かったのは、京都国立博物館(休館日)を横目に豊国神社。
(これより先は立ち入り禁止)
さらに地下鉄…とおもいきや京阪電車なるものに乗る。ごめん、本当に関西のこと何も知らんのだわ。こんな会社があることも、大阪から京都に三社の鉄道路線があることなど知らんかったわ。
それにしても、立派な車両で…。このソファーみたいな…とまで書くと大げさかもしれんが、立派なロングシートにびっくりして思わず写真を撮ってしまった。
終点の出町柳駅に到着。ここからまっきーとの強歩大会が始まる。
まずは15分ほど歩いて下鴨神社へ。
ここはさあ、良く言えば観光地観光地してなくて落ち着いた雰囲気だった。まっきーがおすすめするだけのことはある。悪く言えば千本鳥居のような派手な見ものがなかった。まあ、この2つの事実はある意味表裏一体なわけですが。
表通りに出た私たちは加茂みたらし茶屋へ。
お団子と磯辺焼きをおいしくいただきました。
ここでバイトをしていた女性についと話しかけると、カンボジアだったかベトナムだったかあのあたりから、近所にある数ある国公立大学でもその頂点に君臨するK大学に国費留学されているとのこと。詳しいことは書かないけど、おいおい、彼の国に戻れば国を引っ張っていくような優秀な人材じゃあないか。
…む、もしや俺と結婚してもらえれば(私の)人生はバラ色だな…と夢想。まあ、彼女の大学の偏差値は私の出身の大学のざっと1.5倍だけど、その分私の年齢は多分彼女の1.5倍くらいなのでいいんじゃないかと(どんな無理筋)。…と、やっぱり食べ物レポートじゃなく女性の方に目が行っている困った大人。
さっきの京阪電車ってずっと鴨川沿いを走っていたらしく、今度は歩いて逆方向へ。つまりは鴨川を下る。鴨川ってなんか日本史かなんかに出てきた気がするけど日本史の授業などほぼ全部寝ていたので覚えていない。
鴨川沿いはお天気がいいこともあって読書をしている人や楽器の演奏の練習をしている人など多数。
「名物の豆餅を買いに行こう」というまっきーについて行きました。スマホのナビも使わずにちゃっちゃっちゃと迷わずに歩いていくまっきー。実に頼りになる。が、現地についたのに、「あれ、この辺だったのに」と初めて迷子になる。
あのー、まっきーさん、京都は右も左も分からない私が言うのもおこがましいのですが、このシャッターがそれじゃないですかね。
(ポーズを決めていただいたのですが、大人の事情でモザイクかけました)
出町ふたば。本日定休日。
Google Street Viewで見ても行列ができてる。きっと人気店なんだろうね。
さらに鴨川を下流に向かって歩いて偶然見つけた…
Very Berry Café。
…アイルランドでそんな名前をしたマフィンかなんかを見たことあるな。それはともかく、町家を改造したカフェ。
…うん。こーゆーの好きかも。ちなみに私がいただいたのはビール。…ダメな大人でごめんなさい。
さらに京都市役所前から寺町通へ。
寺町通って、新京極通と並行で商店街になってるのね。で、私は中学校の修学旅行で確かにここに来た。確か、一人でブラブラした覚えがある(友達いなかったんかい)。
商店街の中に突然現れる…
法華宗本門流大本山本能寺。
…ってあの本能寺ですかい。すげえな京都、ただ歩いているだけで有名な場所がぽんぽん出てくるぜ。ただし、もう時間も押してたし、中には入っておりません。
で、寺町通で
たこ焼きをいただきました。
さすが関西ですね。店先でつまんでたら、「これはお作りにもできるタコなんやでー」みたいなことをタコを焼いていた店員さんが話しかけてくれて、タコをオマケにいただきました。うん、この関西のノリ、好きかも。どこかアイルランドにつながるものがある気がする(東京に比べると…という意味でですが)。
(多分これ、錦市場の写真)
京都、すごいですね。アーケード街が延々に続いてます。しかも、人で溢れてます。寺町通から右に折れたのにまだアーケードが続いてる。つまり、アーケードが線じゃなくて面で広がってるわけ。日本全国探してもアーケード街が面で広がっているところってあんまりないんじゃないかな…と思う。
あー、この通りが、例の歌にでてきた「姉三六角蛸錦」の錦通なのね…。
そして、四条烏丸駅周辺に到着。最短距離で5キロちょいの道のりらしいから、途中で寄り道なんかをしたことを考えるともっと歩いている。すごく歩きやすい靴を履いていたので疲れなどはないものの、日頃の運動不足から考えると…よく歩いたわ。
ここでちょっとさらに充電。
…ヱビスとフライドポテト。
このフライドポテトを半分か2/3くらい消費したところ、髪の毛を発見いたしまして…店員さんが通りがかった時に小声で「すいませーん」と申し出る。そしたら、「すいませんすいませんすいません」とすごい勢いで謝ってこられて、すぐに新しいのを持ってきてくれた。明らかに1.5倍のメガ盛りになっていた。
店から出るときもマネージャーさんらしきお方まで総出でお詫び。…いやいやいや、そこまでしなくても…とは思ったが、良くも悪くも日本だわ。大丈夫ですよ。変な口コミサイトに悪口書いたり私はしませんから。正直に言えば、取り換えは不要だった。残したらイカンと思って頑張って食べましたが…完食は無理でした。すいません。
この後はおとなしく地下鉄で京都駅に戻りまして、京都駅から一気にのぞみで東京へ。
まったく田舎者自慢ですが、もうのぞみって登場して20年とか経つんじゃないかしら。だけど、未だに乗ったことがなかった。確かね、最後に新幹線に乗ったのは20年くらい前じゃないかな。東京から最終に近い時間帯の新幹線に乗って岡山かどこかで当時まだ走っていた寝台特急に乗り換えて翌朝にQ州にたどり着いた覚えがある。その時はまだ「ひかり」の時代だったような。
今、書きながら一生懸命思い出そうとしてるんだけど…あ、そうだ、2年くらい前に長野新幹線(当時)に乗ったわ。…と、まあ、それくらい新幹線には縁がない。帰省してもヒコーキで移動しちゃうしね。
まあ、何がいいたいかって言うとね、のぞみって私にとっては特別な新幹線なわけ。のぞみが登場したころ、JR東海が「のぞみにのったよ」っていうCMまでやってて、小学生くらいの子供が目を輝かせてのぞみに乗るCMがあった(記憶で書いてます)。
(ぐぐったら…あっさりあったよ。なつかCM)
というわけで、駅で30分後くらいに発車となる指定席を購入。なお、タッチパネル式の自動の券売機の使い方がわからずに、係員さんに電話でヘルプを頼んだことは恥ずかしいので書かないでおく。いい年こいて何考えてんだかと嗤われそうですが、ワクワクしながら人生初ののぞみに乗りました。
…ええっと、がっかりしました。
何がって、車内はずーっと3-2で5人がけの座席がずーっと並んでいるだけ。シートピッチこそそこそこあるものの、とにかくお客を詰め込むことしか考えていない車両。さらに、午後8時台という時間帯も関係したのかもしれませんが、乗っているのはほぼ全員日帰り出張の帰りです…と言わんばかりのネクタイ姿のおじさんばかり。ジーンズ姿で旅してます…という感じなのは多分私だけだった。
なんて言えばいいのかな、のぞみって単にジャパニーズビジネスマンの移動手段、それ以上でもそれ以下でもないんじゃないかと。じゃあお前は何を求めているんだって言われると困るけど…なんちゅーのかなー、「旅をしている」感の演出というか、趣というか、何かが欠けているんだわ。がっかり。
(唯一車内で撮った写真がこれ…。ダメな大人でごめんなさい)
そんな私のがっかり感などよそにのぞみは2時間ちょいで東京に到着。そのまま東京の隠れ家に戻りましたとさ。
Snigel氏が修学旅行で京都に行かれた頃、わたくしは京都に住んでおりました。ひょっとしたら、四条河原町辺りですれ違っていたかもしれません。(笑)
最近は、京都に行くのも年に数回、某所にお漬物を買いに行く時と、某所にラーメンを食べに行く時くらいになり、行く度に街並みがちょこちょこ変わっているのが気になる今日この頃でございます。ほんと、昔に比べるとヨドバシを始め東京資本のお店が増えました。
新幹線、私も最近はほとんど乗りません。おっしゃるとおり、日本の新幹線は大量の旅客を目的地に迅速に届けるという目的だけに特化していて、乗っていて面白くないのです。ありていにいうと、くつろげない。
イギリスやアイルランドの鉄道にあるような、四人がけの椅子の真ん中にテーブルがあって、非電化でちょっと時間はかかるけどゆったりお茶でも飲めるような空間がほしいなと思うのですけど。
ただ、九州新幹線を始めとするJR九州の列車は、鉄道旅の楽しさを全面に押し出していて、居心地がいいので好きです。まあ、九州の場合は、そういう方向でしか生き残れないという事情がそうさせているのでしょうが。
京都はね、中学の時の修学旅行、20年ほど前に観光ガイドとして、それからこの日記の記事の時…と、なんとまあ、3回しか行ったことがないんだ…。ちなみになんですけど、4月に「そうだ また京都 行こう」4回目やるんですけど。まあ、まだ京都のことなど何も知りません。
日本に帰省するたびに、特に東京あたりでは町並みが変わっているのが目につくのですが、町がだんだん均一化しているのが気になります。地元◯分の駅ビルが完成したんですけど、なんのこたーない、東急ハンズに紀伊國屋書店、果てはH&Mと、「おらが村に東京と(ついでに世界の)店が来た」っていうだけの話なんですよねぇ。なんだかんだ言ってもそれはドイツも同じだし。もしその変化が京都をつまらなくしてるとしたら残念ですね。
そして新幹線!それです。「くつろげない」それに尽きますね。その単純な言葉が出てこなかった自分の感性のなさを恥ずかしく思います。今ね、ふっと思ったんですけど、「こだま」に古い車両を回すのはやめるか、あるいは大改造して「のんびりお茶を楽しめる」車両にするって面白いかもしれませんね。
JR九州の三戸岡マジックは私は大好きなんですが、ちょっと最近全国に進出してるらしくて食傷気味というか…。もちろん置かれた環境が全く違うのはわかるんですが、試される大地のJRと比較すると、相当頑張ったなあ…ということは素直に評価していいと思います。