前回の日記のコメントより
アイルランドに行くと、トマトとバジルのスープを買います。スーパーで紙パックに入っているヤツ。おいしいのですが、しょせんはレトルトの類なので、そのうち飽きてしまいそう。
ちゃんと作るとしたら、どうやって作るんだろう?と考えてます。
とっても「濃い」味なので、ただのトマトじゃなくてドライトマトかも。
Snigelさん、作り方知りませんか?
知らんがな。(´・ω・`)
…いや、それじゃ話が終わってしまう。確かにアイルランドに10年住んで、トマトとバジルのスープのひとつくらい作れないのはいかがなものかと自分で思う。よし、作ろう。
参考にしたサイトはこちら。
なぜこのページかと言えば、なんのこたーない、検索したら一番上に来た…それだけのこと。
用意したもの
トマト1キロ
トマトピューレ
バジルの葉(というか鉢)
クルトン(すでに開封済み)
(これ以外にも必要なものがあります)
上のサイトを見ながら始めます。
何はともあれ、レシピには書いてないけどトマトの皮むきから始めますか。熱湯にトマトを突っ込んでトマトの皮むきから。
きれいに皮がむけました。では、始めますか。
上のレシピによれば、なになに、テーブルスプーン4杯のオリーブオイルを熱したなべに入れる…
ばちばちばちと飛び散るオリーブオイル
教訓:なべの水気はきちんと取りましょう
そして、しょうがをひとかけら…
え?しょうが?用意してないよ。慌てて冷蔵庫を引っ掻き回すと出てきました。
日本に帰省したときに近所のイイダ(スーパー)で買ってきたハウスの生しょうが(特選)
こいつをにゅにゅっとな(分量適当)。テキトーにやってテキトーなものができてしまうのは血液型B型のなせる業であります。
半分に切ったトマトを鍋にぶっこみます。ホントに溶けるのかなという一抹の不安を抱きつつ。
数分後、トマトは熱に負けたか解けはじめてきました。
トマトピューレを小さじ2杯。
さらに水を450ミリリットル。
塩と、挽きたての黒コショウを…
んなものはうちにはない。
ダイショーの味塩コショウで充分だいっ(なんでそんなもんがダブリンの家にあるんだか)。ちなみに後ろに映りこんでいるのは、夕べの残りのカレーの鍋です。
沸騰したら、ばらばらにしたチャバータ(パン)50グラムを入れると
ちなみに私、ここで失敗しました。こんなクルトン状ではダメです。もっとばらばらにしないと。一番いいのは凍ったパンをすりおろすんじゃないかと思う。ちなみに、パンはイタリアのチャバータではなく、なぜか冷凍庫に残っていたポーランドのパンを入れました。
横着してちゃんと切らなかったパンが当然の帰結として「ふ」のようになって残ってしまいました。しばらく煮込んでいるうちにあまり目立たなくなりましたが。
というわけでバジルとクルトンを足して完成。
味ですが…悪くなかったですよ。しょうがが隠し味として効いているし、横着してチューブのしょうがとか使わなければ完全無添加だったわけだし。しかも短時間で簡単にできてしまいました。
次回はポテトとリークのスープでも作ろうかと…なんだか新しいブームの予感です。