夏時間開始。プロのヒコーキの乗り方

本日3月30日より夏時間の開始です。


現在3月30日の午前1時58分。あと2分でサマータイムが始まります。午前2時から3時までの1時間がどこか時空の狭間に消えてしまうはずです。

(ほら来た夏時間。午前2時から3時にワープしたぞ。)


いつだったか、そうとう昔の話ですが、読者さんがこんな報告をしてくれました。記憶で書いているので細かいところが違うかもしれませんが。


ロンドンはStansteadからイタリアのどっかにRyanairで飛ぶことにしたこの方たち2名様。ヒコーキの定刻が午前6時台と鬼のように早かったので、旅慣れていないこともあり心配なので空港内に前泊したそうな。で、余裕を持って搭乗口に行ってみると…すでに搭乗は締め切られていたと。そう、夏時間の始まりを知らなかったわけね。


まあ、こんな言い方をしたらお叱りを受けるかもしれませんが、夏時間の開始を知らない(あるいは忘れる)なんてシロートさんですわな。私、今日(夏時間開始の日曜日)の夕方ダブリンに行くのですが、ちゃんと夏時間のこと把握してます。間違いない時刻に空港に行きます。


まあ、旅の始まりは、一日前のネット上での搭乗手続きから始まります。早めに搭乗手続きしておけば自分の好きな席も予約できるしまあ良いことずくめです。これをしたのは数時間前。つまりは3月29日(土曜日)の午後7時頃の話です。


ルフトハンザのサイトからログインして…あれ、なんじゃこりゃ?いつもは座席はよりどりみどり状態なのに今日は後ろの方にまだら模様に空席があるだけ。なにこれ、もしか、とんでもない数の団体さんかなんかがいるとか?まあ、仕方ない、この通路側の席を予約。ほどなく搭乗券がメールで送られてくる。3月29日?あれ、これって、搭乗手続きをした日付だっけ?


ここで私は真っ青になった。…まさか。


慌てて、予約時のメールを確認する。


搭乗日。3月29日。…って、まさに今搭乗じゃないか。


うちから空港まで仮にタクシーで飛ばしても1時間は余裕でかかります。たった今の搭乗時刻に間に合うわけがない。はい、もう10年も年に50回とかそれ以上ヒコーキに乗っているのでいつかやるとは思っていましたが、ついにやりました。予約ミス。搭乗の日付を間違えるという救いようのない大ポカを。


ヒコーキに乗り遅れた読者さん、シロートだとか莫迦にして申し訳ありませんでした。素人玄人の問題じゃない、ひたすらに私はアホタレです。


さて、どうしよう。


まず、ルフトハンザで予約の取消を試みる。だって、迷惑でしょ。搭乗券発行したら、きっと搭乗口で私のことを探すよね。いないとわかれば早々に置いてゆくだろうけど、それが原因でヒコーキが遅れるのは忍びない。が、しかし、一度搭乗券を発行するともう取り消しは不可能。とことん莫迦だねえ。搭乗券発行前に気がつけばせめて空港税他数千円は返金されたのに。


もうこれはNo Showというやつでどうしようもない。それではダブリンに行ける航空券を探さねば。


まず、Ryanair。Hannoverから電車で1時間ほどのBremenから飛んでるのね(一度廃止されたのにい何気に復活した路線)。ところが、こいつら直前の航空券は足元見て高いんだわ。はい消えたー。


で、途中は省くけど、エアリンガスがまさに今日3月30日からHannover-Dublinに直行便を飛ばし始めるの。これの予約をしましたよ。来週の日曜日、4月6日の便の。日本円にして諭吉さんをドブに捨てました。


なぜ4月6日かって。直前の航空券は高いということもあるのですが、ふと気がつくと明後日は私の誕生日なんですよね。ドイツの家にいたら祝ってくれるかなとか甘いことを考えたり考えなかったり。ダブリンの会社にはメールを送ったものの返事なし。まあ、なんとかなるでしょ(←これが通用するのがある意味すごい)。


今日の教訓:航空券は気をつけて買いましょう。


ついしん。
ふと気がつくと1か月も更新をサボってました。これはイカンということで4月は「更新強化月間」とします。ほぼ毎日更新しますのでよろしくですー。