さあ、いよいよ成田行きのヒコーキ…ならいいのだが、北京行き。搭乗口へ行くと、マイルでアップグレードを狙う人々が並んでいる。あらら。
これはどうかと思ったが、さすが朝からアップグレードのお願いをしていただけあって、私はリストの1番目だったらしい。おかげで無事にアップグレード成功。ちなみに、係の人に聞いた限りでは、マイルアップグレードは、ゴールドメンバーで早いもの順。そして、シルバーメンバー、その他の順番らしい。以上、グーグルでSASの情報を探していてこの記事が引っかかった人用の情報でした。
(わーいわーい、ビジネスだー)
そして搭乗。
いやー、呆れました。スカンジナビア航空、なんかやばいですよ。コスト削減策がビジネスクラスにも及んでました。
まず、搭乗するとウェルカムドリンクがあるのですが、これからシャンパンが消えた。ジュースのみ。シャンパンは離陸後のサービスで頼めるのですが、今までは飲みきりサイズのミニチュアボトルだったのに、現在は普通の瓶をあけて注ぎ分ける方法に変更。
いつものコニャックとジンジャーエールまぜたカクテルいただきました。
機内食そのもののレベルは下がっていなかったが(注:前から大したもんじゃなかったので)、細かいところで問題がいろいろ。
塩と胡椒が使い捨ての包に変更。
(参考画像。2010年秋撮影。塩コショウがおしゃれな小瓶に入ってるでしょ)
あ、私の言うことなんて信用しないほうがいいですよ。スターターが2つ上の写真の通りキャビアだったのですが、これ食べた感想。
「おかんの作るかぼちゃサラダと味が似てる」
私の感想:かぼちゃサラダ≒キャビア
所詮私はこの程度です。きっとキャビアより、おいしいラーメンのほうが効用が高いと思われます。
ちなみにメインコースには白身魚を選択。大ハズレ。前にも魚を選択して失敗した覚えがあるのに、また選ぶ私はアホタレです。
あ、コスト削減策はトイレにも。
上が2013年1月現在。下が2010年10月。トイレ内にあったアメニティがごっそり消えてなくなってます。
あ、アメニティ。これもまたコスト削減の憂き目にあってます。いや、こんな写真がぱっと用意できる自分もどうかと思いますが…
(2013年1月現在のアメニティ)
(旧バージョン。袋にいいにおいがついてるのよ。中身は現在とほぼ同じ)
(もう一つ前のもの。保湿液とか良い感じのでしたねえ)
ね?だんだん酷くなってるのが、手に取るようにわかるでしょ。
(2011年4月撮影)
各社がしのぎを削っているビジネスクラスシート、そんな中でスカンジナビア航空のはもう輝きを失っている。フルフラットシートではない、ちょっと傾くシート。足の爪先はほとんど床の高さなので、やっぱり水平に寝るのとは違う。…などと文句を言いつつ熟睡。朝ごはんも拒否するという暴挙に出て、着陸寸前まで熟睡。「暴挙」と書きましたが、けっこう多くのお客さんが朝ごはんを拒否していた。(追記:2015年冬より実装された新型シート搭乗記はこちらにございます)。
(おまけ。セルフサービスカウンター。これも実は2011年4月撮影)。
機内では、北京線なのに踊る大捜査線ファイナルを上映してた。見たかった映画なので、珍しく機内エンターテイメントを利用した。
かくして、北京着。
北京では乗り換えなのになぜか入国審査がある(まったくをもって意味不明)。ほしくないハンコをもらい、保安検査をもらい、待合室へ。
こちら、ラウンジです。
…なにこのできそこないの中華街のような…。
インターネットはこの機械にパスポートを読ませてパスワードをもらいます。…たかがインターネットでそこまでさせるさすがの国。
北京から成田はANA。あとで気がついたのだが、この成田行きの1時間後に羽田行きの787が出ていた。こっちにすればよかった(注:この時点では787の連日のトラブルは起こっていませんでした)。
ヒコーキに乗った瞬間に「あー、日本だなあ」と感じた。
ANAの機内食。
食後、フツーのエコノミー席ながら、熟睡。
成田に到着。
(続く…ってか、マイルでアップグレードしていただいた身分で酷いこと書いてますね。私)
>キャビアより、おいしいラーメン
機内食で丸源の肉そばが出て来たら脱帽するわw
で、気がついた(今更だけど)
機内食が今一なのは、香りがない!!!!!
(そりゃあ、閉鎖された標高約2,000m並の空間で大蒜や油の臭いが充満してたら
具合の悪くなる人続出でしょう)
つか、スマホとかipodとかの技術は進化しているのに
長距離移動の快適さは、ここ20年全く進歩がないのは何故?
ごぶさたです。
それで思い出したけど、JALかなんかがKFCかなんかを機内食にしたんじゃなかったっけ。あれ、フツーの店と同じやつなら、相当な匂いが胸焼けととともに襲ってくる気がするんですが、どーなってんだろ。
確かに、この20年に進歩がないですよね。強いて言えば、B787で空気が乾燥してないとか…ですかね。
JALはアメリカ⇔日本の国際線のみで実施らしいので、ヨーロッパ線では体験できませんが、私もKFCはどうなってるのか気になります。
最初の海外旅行でKLM使ってイタリア行ったときは、カップラーメンが出てきました。
機内が寒すぎてアイスクリームとカップヌードルどちらにしますか?と聞かれて85%はカップヌードルと答えてた記憶がありますが、あれもアレで、匂いが結構していた気が…
でも気分悪くなるほどじゃなかったので、KFCは『がんばって空気清浄機で匂いを消す』とか??
長距離線の20年間の進歩は…私が思うに、快適さではなく、スピードに重きを置いているような気がします。
早く着くから機内エンタテイメントでも見て我慢してね♪
って言われている気がしますね。
それにしても、SASのビジネスクラスより、ANAのエコノミーの方が食事が豪華に見えますね。
KFC、思ったんですけど、その場で揚げているわけじゃないから、そんな強烈な匂いはしないんじゃないかと。あとは間食はあくまで希望者でしょ。全員に聞いて回ってどーすんのよ>KLMさん
スピードに力を置いているは不同意です。スピードに力を入れたのは70年台のはじめ(だっけ)。コンコルドが作られた頃、これからの時代はコンコルドに代表されるような音速の時代が来ると。で、同時期に作られたジャンボ(B747)はね、貨物機に改修される前提であんな二階がつけられたらしいですよ。ところが、やれ騒音だ燃料効率だとかでコンコルドの時代は来ず、そのまま2010年代に至ると…以上、Snigelのウンチクコーナーでした。
それにしても、最後の最後にさらっと真実を突いたとんでもない発言されてませんか(汗
マイレージを使ってのアップグレードを目指しコツコツ貯めてたのですが、
ANAの場合、アップグレード運賃のあまりの高さと
「マイレージを使ったアップグレードであっても上級クラスに乗ったら帰省費用出さんけんね(はあと)」という社内規によってはかない夢と消えそうです。
もうしばらくすると貯めたマイレージも消えてしまうけど、さて、どう使うべか・・・
どこの会社かは存じませんが…失礼を顧みずに正直に申します。
ひどくないですか?
でもさ、どーやってマイルアップグレードしたってバレるんですか?私の場合、アップグレード前と後の両方の搭乗券持ってるんで、「え、エコノミーで帰ってきたけんね」と主張することは十分可能です。あるいは、ケータイに搭乗券入れといて、それ使うとか。悪知恵はいくらでも出てきますが。
私、マイルアップグレード以外にマイルの使い道を知りません。
格安航空券の相場は会社の経理もだいたい知ってますので
それから著しく高い(ANAなんかは格安のビジネス並みに高いんです)と
あれこれ説明を求められる(らしい)んです。
でも私の会社なんてまだマシなほうです。
会社の金で飛んだ際のマイレージは会社名義のマイル口座に貯めさせられ、
次回(もしくは別の人が)飛ぶ際にはマイルを使った特典航空券で、なんて
会社もあるらしいですから。。。
なんか以前に公務員たたきの一環として、「公務で乗ったマイルを個人で使うのはどうよ」とかやってたことがありましたね。そう言えば。(一般論として)出張費とかが細かく精算できるような会社ならまだいいですが、どーせ、経理の人に細かくツッコミを入れられるような会社なんでしょうね。うちの会社の出張費の精算なんて…(音声中断)…ですからねえ。
そういや、JALは機内食で牛丼出してましたね(笑)。
http://press.jal.co.jp/ja/release/201203/002049.html
KFC以上に臭いが機内に充満しそうですな(^_^)。
KFCも同じ流れですよ。ほら(↓
http://press.jal.co.jp/ja/release/201211/002325.html
次の1手はこれのような気がします(笑)>JAL.
http://www.551horai.co.jp/
これも機内の臭いが(^_^)。
これはおやつでしょ。主食じゃないでしょw …あ、でも降りる前の軽食ならアリかしら。JALに提案してみましょう。案外採用されたりして。