【2013冬日本帰省6】スカンジナビア航空ビジネスクラスがまずい

さあ、いよいよ成田行きのヒコーキ…ならいいのだが、北京行き。搭乗口へ行くと、マイルでアップグレードを狙う人々が並んでいる。あらら。


これはどうかと思ったが、さすが朝からアップグレードのお願いをしていただけあって、私はリストの1番目だったらしい。おかげで無事にアップグレード成功。ちなみに、係の人に聞いた限りでは、マイルアップグレードは、ゴールドメンバーで早いもの順。そして、シルバーメンバー、その他の順番らしい。以上、グーグルでSASの情報を探していてこの記事が引っかかった人用の情報でした。

(わーいわーい、ビジネスだー)


そして搭乗。


いやー、呆れました。スカンジナビア航空、なんかやばいですよ。コスト削減策がビジネスクラスにも及んでました。


まず、搭乗するとウェルカムドリンクがあるのですが、これからシャンパンが消えた。ジュースのみ。シャンパンは離陸後のサービスで頼めるのですが、今までは飲みきりサイズのミニチュアボトルだったのに、現在は普通の瓶をあけて注ぎ分ける方法に変更。

いつものコニャックとジンジャーエールまぜたカクテルいただきました。


機内食そのもののレベルは下がっていなかったが(注:前から大したもんじゃなかったので)、細かいところで問題がいろいろ。


塩と胡椒が使い捨ての包に変更。

(参考画像。2010年秋撮影。塩コショウがおしゃれな小瓶に入ってるでしょ)


あ、私の言うことなんて信用しないほうがいいですよ。スターターが2つ上の写真の通りキャビアだったのですが、これ食べた感想。


「おかんの作るかぼちゃサラダと味が似てる」


私の感想:かぼちゃサラダ≒キャビア


所詮私はこの程度です。きっとキャビアより、おいしいラーメンのほうが効用が高いと思われます。


ちなみにメインコースには白身魚を選択。大ハズレ。前にも魚を選択して失敗した覚えがあるのに、また選ぶ私はアホタレです。


あ、コスト削減策はトイレにも。


上が2013年1月現在。下が2010年10月。トイレ内にあったアメニティがごっそり消えてなくなってます。


あ、アメニティ。これもまたコスト削減の憂き目にあってます。いや、こんな写真がぱっと用意できる自分もどうかと思いますが…

(2013年1月現在のアメニティ)

(旧バージョン。袋にいいにおいがついてるのよ。中身は現在とほぼ同じ)

(もう一つ前のもの。保湿液とか良い感じのでしたねえ)


ね?だんだん酷くなってるのが、手に取るようにわかるでしょ。

(2011年4月撮影)


各社がしのぎを削っているビジネスクラスシート、そんな中でスカンジナビア航空のはもう輝きを失っている。フルフラットシートではない、ちょっと傾くシート。足の爪先はほとんど床の高さなので、やっぱり水平に寝るのとは違う。…などと文句を言いつつ熟睡。朝ごはんも拒否するという暴挙に出て、着陸寸前まで熟睡。「暴挙」と書きましたが、けっこう多くのお客さんが朝ごはんを拒否していた。(追記:2015年冬より実装された新型シート搭乗記はこちらにございます)。

(おまけ。セルフサービスカウンター。これも実は2011年4月撮影)。


機内では、北京線なのに踊る大捜査線ファイナルを上映してた。見たかった映画なので、珍しく機内エンターテイメントを利用した。


かくして、北京着。


北京では乗り換えなのになぜか入国審査がある(まったくをもって意味不明)。ほしくないハンコをもらい、保安検査をもらい、待合室へ。


こちら、ラウンジです。


…なにこのできそこないの中華街のような…。


インターネットはこの機械にパスポートを読ませてパスワードをもらいます。…たかがインターネットでそこまでさせるさすがの国。


北京から成田はANA。あとで気がついたのだが、この成田行きの1時間後に羽田行きの787が出ていた。こっちにすればよかった(注:この時点では787の連日のトラブルは起こっていませんでした)。


ヒコーキに乗った瞬間に「あー、日本だなあ」と感じた。


ANAの機内食。


食後、フツーのエコノミー席ながら、熟睡。


成田に到着。


(続く…ってか、マイルでアップグレードしていただいた身分で酷いこと書いてますね。私)