そして、コペンハーゲン空港駅の切符販売所のおばさんがおすすめしてくれたFrederiksborg(フレデリクスボー)城へ。ここからFrederiksborg城最寄りのHillerød駅までの直通の列車は1時間に1本しかない(別ルート経由のもあるのだが、直通の所要時間が30分程度なのに対し、別ルート経由は1時間半ほどかかり利用価値はない)。
どっかで見たような列車。…あ、ドイツのイナカで同じ車両がばんばん走っている気がする。
ご参考までにドイツの田舎で撮ったドイツ国鉄のローカル線車輌。今、自分で写真並べて確信した。同じ車両だわ。それにしても51番線と72番線ってどんな駅やねん。
これに乗って着いたのはHillerød駅。
…って、ここはどこ。
クロンボー城と違い、駅前は…なんもない。「お城はこっち」という表示もない。だいたいが、最寄り駅の名前だけしか知らないのにやってくるというのがすでに無計画すぎるというか、頭が悪すぎるというか。なんだか雨脚も強くなってきてどうしようかとも思ったがせっかく来たんだからとてくてく歩き始める。
10分ほど歩くと街の中心っぽいところに到着。ほら、ヨーロッパによくあるパターンで、ここも駅が街の中心から離れていた。
…あった。お城。
お城の方向にてくてく歩いて行くと、
お、Tiger。
関西にお店をオープンしたら、売れすぎて在庫がなくなって、一時閉店するハメになったといういわくつきの店。あのニュースを見るまではデンマークでおそらく何度も店を見ていたんだろうけど完全に素通り。今回は時間もあるし、見かけたら中を見てみようと思っていた。そしたら、この郊外の街で偶然見かけた。
店内。
なあるほど。面白い店だわ。これは楽しいと店内を見始めると
店員:「閉店です」
へっ?
そもそも日曜日にデンマークの店が開いていることに驚いたが、それでも午後3時までらしい。
しょーがないからお城に向かって歩き始める。
いや
良い感じじゃないですか。
よっしゃー、中も見学だーと、突撃。
開館時間3時まで。
えー。
がっかり。生涯のイコン。この時につぶやいたーで言われたことがあまりに正論で現地で噴いてしまった。
「人魚なんか見てる場合じゃなかったね」
そのとおりでございます。しょぼーん。
がっかりしつつ、バスで駅に戻り、コペンハーゲン市内まで電車で戻る。
この電車が面白かった。
何が面白いかわかりますか。はい。私の下手くそな写真じゃわからないですね。
この列車、一両あたりの長さが短い。その代わり、幅が広い。こうすることで、乗車定員を上げているみたい。
ほら、ホームに車両がかかっている感じ(電車が膨れている)がわかると思います。これ、ホーム間仕切りとうまく活用すれば、日本の通勤電車の混雑の切り札にもなりうるような(実際そんな計画もあるらしいし)。
その後空港に戻る。
(続く)
お城、超綺麗ですね!!これは、晴れてたらいい感じだったでしょう・・・って日曜日3時閉店って凄い!!Σ(;@Д@)
いやぁ、ヨーロッパって恐ろしい所ですね。日曜日に外出なんてするんじゃねぇって事を国が国民に呼びかけてる・・・。
ヨーロッパの電車とかこの丸っこい電車、ホームとの間に空間がたくさんできる感じなんですか?それとも、あまり普通の電車と変わらないのでしょうか?
あのホームと電車の間の空間、ちょっと気になるんですよねぇ・・・。
ホームと電車の間、もうちょっと詰めてもらえると、もっと電車に乗りやすいのに・・・と目が見えない人を連れて電車に乗る時に思います。
つか、バスみたいに、車いすの人用の板(?)スライドで出てくればいいのに・・・。
忘れちゃいけないことは、日暮れが早いということ。確か4時とかには暗くなってた気がするので、まあ、正しいといえば正しいのですが。
ホームと電車の間、例えば、通過列車の場合とかを考えると、ある程度開いている必要があると思います(そうじゃないとホームにぶつかる)。そういえば、ドイツの特急電車とかステップが出てきますね。ホームと電車の間に(その代わり段差があるけど)。
このデンマークの近郊列車の場合。断面が極端に言えばヒコーキみたいに丸い。なので、ホームまで出っ張ってきてます。ホームの端っこを歩いていたら確実にはねられますね(汗
そういえばこちらのローカル列車は駅で止まっているとき寒い空気が入るのを防ぐためドアの開け閉めをドア脇のボタンでできる車両があります(・_・)。
でも広島なら比較的暖かいからそこまでしなくてもいいと思うけど(笑)。
広島でも三次市とか内陸の方行くと、けっこう寒そうな気がしますけど。田舎の方に行くと、ほら、入れ違いとかでドアの開放時間が長いとか…いま思いついたんですけどzz