数日前の日記に書いた通り、かなり急に日本に帰省することになった。しかもかなりの無理筋の旅程で。
1月5日 朝7時20分発のエアリンガスのヒコーキでコペンハーゲンへ。
1月6日 午後9時発のスカンジナビア航空のヒコーキで北京へ。
1月7日 午後3時発のANAで東京へ。
…なんですか。この旅程は。自分で組んだんだから誰にも文句は言えないのだが、充分罰ゲームのレベルだと思う。コペンハーゲンで一人で35時間も何すればいいのよ。
前日、朝の5時に目覚ましを設定して寝る。
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ん?今何時だ?ど近眼の私には枕元の時計の表示がよく見えない。え?7時半?いやいやいやありえない。ヒコーキ乗り遅れてる。えー、どうしよう、高いチケットかってコペンハーゲンまで行かなきゃいけないのかな…とりあえず起きないと。
枕元の時計が信じられなかった私はコンピューターの、そしてケータイの時計がやはり7時半を示していることを確認。絶望的な気分になる。
…そこで目が醒めた。もちろん夢オチ。時計は午前2時半を示していた…がもう眠れそうになかった。
実はこの夢をみるのは初めてじゃない。早朝のヒコーキに乗るときによく見るのだ。
5時にひでかすを起こして5時半に家を出る。高速代をケチって下道経由で午前6時10分に空港着。
なんだか新鮮なターミナル2。そりゃそうだ。スタアラのマイレージのドレイになっていつ私、エアリンガスを殆ど使ったことがない。エアリンガスの手荷物預けのカウンターは空いていた。
今回の荷物。非常に少ない(当社比)。いや、この「当社比」ってのがポイントで、私に言わせれば少ないのね。だけどエアリンガスに言わせると多いのね。
エアリンガス、基本、預入の荷物は有料(完全にLCCのやり口ですね)。20キロまで15ユーロなり。ちなみに事前に座席指定ができる「プラス」なるものを選べば、20ユーロを加算して荷物を預けることが出来るらしい。…あっそうとそれを選んだのだが、よくよく考えると、座席指定料金は5ユーロで、まったく得じゃないし、事前に座席指定をしなければそんな費用もかからない。つまりまったくをもって無駄金。
さらに、機内に持ち込める荷物の制限は10キロ。つまり、私の制限は30キロ。日本へ向かう「行き」だからまだいいようなものの、この制限はきついぞ。
案の定といえば案の定、荷物はあっさり40キロ近くになっていた。なんとか減らしても35キロ。これ以上減らすのは無理(当社基準ではね)。ここで私はインチキをすることを思いつく。その手順は以下のとおり。
ひでかすにノートパソコン(電源コードなどを含めると4キロ)とチョコレート(1キロ)とちょっとしたものを搭乗手続きにあいだ持っていてもらう。そして、搭乗手続きが終わり次第、持ち込みのスーツケースに押し込んで素知らぬ顔で搭乗する。
まあ、搭乗口で文句を言われる可能性がわずかながらあるのだが、なんとかなるっしょ。ちなみに、家で預入のスーツケースは20.9キロ、持ち込むスーツケースはひでかすに預かってもらうパソコンなどを除いて10.8キロともう完璧だった。
という完全な計画で臨んだエアリンガスの荷物預けのカウンター。
係:「荷物、21キロちょうど。これ、制限ギリギリだよー」
なんでも話を聞けば、21キロを超えたら超過料金(キロあたりXXユーロ!)を徴収するらしい。
係:「本来ならこれも超過料金対象なんだけど、1キロは大目に見ましょうということで」
これが、係氏の俺様基準なのか、エアリンガスの内規なのかはわからないけど、どっちにしてもあんまり下手なリスクを負わないほうがよさそうだ。
機内持ち込みのスーツケースも重さを量られる予感がしていたのだが、幸いそのようなことはなかった。つまり、ひでかすに荷物を預かってもらう必要性はなかったということ。結果論ですが。かくして、なんとか35キロの荷物を持って出発。
機内では試しに最前列を予約してみた。1-5列目は「クイックシート」なる名前で10ユーロで販売中。で、すでに「プラス」として5ユーロ払っていたから、あと5ユーロ足せばこの最前列が予約できると。最前列は広いに違いないと思い予約してみたと。ちなみに、確実に足元が広い非常口座席は15ユーロにて大絶賛ご予約承り中らしいです(そこまでするかよ)。
最前列。
狭っ。
全然足元広くないし。はい、確実にお金をドブに捨てました(長くなりそうなので続く)。
うーむ、個人的に興味深い内容でした。。。
ライアンエアは存在そのものがくされなので逆に許せたりもするんですけど、エアリンガスのこのやり方はホントに信じられないのです。ま、初めて乗ったときに冷たい対応をされて以来嫌いな航空会社なのですけど。。。
荷物の重量超過にはいつもやきもきさせられてるので、このインチキのやり方、いただきます(笑)。
ちなみに、僕が日本との行き来にいつも使ってるエティハド航空は、最近、個数制(重量制限&個数制限あり)から従量制(重量制限のみ)になった上に重量の上限が拡大されました。いちおうANAにマイルつけれらます。いやー、太っ腹です。
個人的には くされRyanair<アホタレエアリンガス<<<スカンジナビア航空<<ルフトハンザ≒ANA<<スターフライヤー ってな感じですかね。エアリンガス、多分そのうちくされRyanairに買収される運命にあるようですし、私の中では残念な航空会社に分類されてます。救いといえば(けんけんさんの意見と相反しますけど)フライトアテンダントさんがくされRyanairより100倍マシなところですかね。
私の経験から言えば、余程のことがない限り、機内持ち込みの荷物の重さを量らされることはないはずです。が、しかし、そんなことが気になる時に限って「余程の時」なんですよねえ。
またエティハド航空ご利用ですか。もうすっかり常連さんですねw
ライアンエアーは知ってましたが、エアリンガス、こんなことやってたんですか!!知らなかった。だんだんせこくなってきますね、LCC・・・。
いや、こういう事やってお金取らないと元が取れないんだろうけれど・・・。
エアリンガスの手続き窓口メチャクチャありますよね~。あれ、そんなにいらないだろってツッコみを入れたくて入れたくて仕方ありません(笑)
それと、以前対応してもらった時、何処に行くのって聞かれたので、東京に帰るんだけど?って言ったら、もう一回どこに行くの?って言われて、??となった後に、『最初にアムステルダム行くの?』って聞かれて『あぁ、Yes』って言った覚えがありますよ・・・。
まぁ、良いんですけど・・・『最初にとまる所は何処?』って聞いてくれって思いました。
スタッフの人に嫌な感じは私は受けたことありませんが、ANAのフライトアテンダントさんには受けたことがあります←窓口の人は超いい人でした
エティハドさん、高級なイメージの私、けんけんさん凄いですね。
ホントに涙ぐましい努力をしてます。LCCの各社。かのRyanairのトイレ有料化の「冗談」も冗談には聞こえません。
行き先は「東京」って答えて正解だと思いますが。聞き方が確かに悪いですね。…あ、今気がついたけど、私は「XX経由でXX」って言います。そういえば。
航空会社の分類表、確かに的を得ているかと。エアリンガスのフライトアテンダントさんは確かに素敵だと思います。僕が嫌な思いをしたのは地上窓口でのことなので。。というか、ぶっちゃけ彼らとはあんまり絡まないので、僕の中ではフライトアテンダントの良し悪しってのはあんまり重要ではなかったりします。もちろん良いに越したことはないのですけど。
機内持ち込み手荷物の計量、すっかり常連のエティハド航空ではもはやデフォルトといった感もあるので、要注意なのです。でも確かにLCC(エアリンガス含むw)以外の会社ではまず気にされませんよねぇ。
ちなみにエティハド、確かに座席モニターも大きいしアメニティも充実してるしちょっと高級感ありますけど、アイルランド-日本間の”片道”航空券では最安の部類に入るはず(直接購入調べ)。なんで全然すごくはないんですよ、むしろ一度のお試しをオススメします>ゆきさん
あ、けんちゃ、追伸。持込荷物、搭乗口で「重さ」は問題にならないかもしれませんが、「数」は問題になるかも。私の場合、ひでかすに預かってもらっていた荷物、持ち込みのスーツケースの中にかなり力づくで押し込みました。
私の経験ですがくされRyanAirのフライトにフランスのニームからリバプールまで戻る際に登場前に手荷物をデジタルの重量計に乗っけて100グラム単位まで量られた経験があります。
その時自分の荷物が少なくて8.9キロだったのでまだよかったですが、列に並んでいたUK人のオジサマによるとこうやって手荷物の重量を量る空港はあるそうで、要注意ですね(^_^)。
デジタルの体重計@@ まさか100グラム超えたら超過料金とかいうオチだったとか。いやはや。すごいですね。とりあえず貴重な情報ありがとうございます。Ryanairには乗らないようにするのが最大の防衛法ですねw