続きです。
この日記、ルフトハンザの機内で書いてます。確かにA321という大きめの機材を使っているのですけど、このクリスマス前の一番忙しいであろう日に、中央のシートにぽつぽつと空席が見られる状況。
ええっと、何の話だっけ。そうだそうだ、北京経由。
そういえば、私の友人がやはりスカンジナビア航空で日本に向かった時、接続に失敗したか何かで北京行きに振られた人がいた。なんかロクなもんじゃなかったと聞いた覚えがあるが、トリ頭の私、記憶が定かじゃない。
北京経由というのはすでにひどいが、スカンジナビア航空のサイトで出てきたのは、北京から成田まではエアチャイナ。エアチャイナ、後にも先にも一度しか乗ったことないけど、ロクなもんじゃなかった。
それはまだ数カ月前のお話。未だ完結していない【なぜか上海2】の最終話となるべき話。
ホテルのボーイさんにタクシーを呼んでもらう。行き先、リニア駅か空港かなやんだ挙句に、「どーせ会社が出すんだし」と空港まで調子に乗ってタクシーに乗る。まあ、運転手さんの機嫌のいいこと。カタコトの日本語でリップサービスつき。空港まで60キロほどの道のりを1時間ほどタクシーに乗る。…それでも日本円にして3,000円程度なんだけどね。距離はちょうど東京都心から成田空港程度だから、いかに上海のタクシーが安いか(あるいは東京のタクシーが高いか)がわかる。
どーしょーもないラウンジで時間を潰して搭乗口へ。定時に搭乗が済んだにも拘らず、ヒコーキは動き出す様子はない。こんな時、日系の航空会社なら、それこそ分単位での出発予定時刻をアナウンスすると思われる。いや、日系じゃなくても、私の知る航空会社は全て、遅れの原因と、おおよその出発予定時刻をアナウンスする。
なのに。この航空会社、なーんの説明もせず、無為に時間だけが過ぎていくのだ。結局、まともな説明も何もないままヒコーキは1時間以上遅れた。どうもこの航空会社にとってはこのような遅れは日常茶飯事のような印象を受けた。
(とってもおまけの「機内食」。ルフトハンザのヨーロッパ内の機内食レベル(まあ、飛行時間も同じくらいなのだが)。ワインくれと言ったらないと言われた。あ、そうだそうだ、あちこちで乗務員の悪口を聞くけど…別に良くも悪くも無かったぞ。)
まあ、そんなわけで、最初のエアチャイナの印象はよろしくなく、私の脳内ではこの航空会社は「避けるべき」と分類された。そんな航空会社だから、できれば避けたい。
で、時刻表を見ると…あるじゃないですか。その前に我らがトリトンブルーのANAが。接続時間は105分。行ったことのない空港だけど、大丈夫でしょ。
旅行代理店に聞いてみた。
「北京経由で、エアチャイナではなくANAで成田まで行くことはできますか」
返事はほどなくきた。
「ANAでの航空券はあいにくございませんが、このANAはエアチャイナのコードシェア便としてご利用いただけます」
…よーするに、ANAのヒコーキは使えるのね。よし、これで行こう。
今までスカンジナビア航空の航空券を何度も買ったけど、この接続は出てこなかった。下衆の勘ぐり以外のなにものでもないのだが、スカンジナビア航空の日本線の座席不足と、昨今の日中関係の冷え込みで有り余ったANAの中国線の座席供給との利害関係が見事にマッチした結果がこれではないかと。
よし、これにしよう。予約を頼む。
しっかしまあ、私、基本、なーんも考えてないんです。だって、大事な視点が完全に抜け落ちてませんか?
コペンハーゲンまでどーやって行くのよ?
実は旅行代理店の方が教えてくれたのだ。「エアリンガスでもコペンハーゲン行きが出てますよ」って。調べてみた。ホントだ。昔一度この路線から撤退したような記憶があったのだが、いつの間にか復活してる。なに、朝の7時20分にダブリンを出発して、コペンハーゲン着は10時半。ふむ、成田行きは15時40分発と5時間もあるけど、まあいけるな。
お気づきでしょうか。上は完全におかしいということ。だって、私が乗るの、成田行きじゃないんですよ。北京行き。あとで気がついたのだが、北京行きってコペンハーゲン21:15発と成田行きより5時間半も遅い。まあ遅い分にはいいと思いきや…
コペンハーゲン行き、土曜以外は16:30発、コペンハーゲン19:40着
…なんでそんなわけのわからんことをするんだよ。エアリンガスさん。1時間半の乗り換え時間じゃ不安だよ。だって、コペンハーゲンで荷物を一度引き取ってそれから搭乗手続きしなおして…なんてことを1時間半でやるのはけっこう難しいし、ヒコーキが遅れたらもうアウト。
ここで話は戻るけど、1月の最初の週末。まだクリスマス休暇の余韻が残っててヒコーキ、混んでるのよね。なかなか安い航空券が出てこない。しょーがないから、絶対乗りたくないくされRyanairまで調べてみましたよ。
私の記憶が正しければ、くされRyanair、ダブリンからコペンハーゲンの対岸のスウェーデンのMalmoまでヒコーキを出してたはず…なのだが、いつの間にか廃止されており、ハンブルグ郊外のLübeckにすらすでに飛んでない。…こいつら、路線開設の判断も早いけど撤退の判断も早いよな。信用できんわ。
結局、前日のエアリンガスを予約。真冬のコペンハーゲンでほぼ2日、何をして過ごせというのやら…ほとんど罰ゲームだな。いや、北京の飛ぶこと自体が罰ゲームのような…。
というわけで、乗るヒコーキを思い切り暴露してしまいました。お見かけの際は、お気軽にお声がけください。
私もスタアラ派ですが、本当に使えなくなりましたよね。
去年帰省したときに、ヒースローは降機時にバギー返却してくれず
空港内を抱っこで散々歩く羽目になり、もう使わない、と決めたのですが、
BMIがそういうことになっているのなら、なおさらですねー。
今は同行人数も増え、持ち帰る荷物は減り、でゴールドメンバーの旨みもなくなり。
4月からKLMがスキポールからFukまで飛ばすならやっぱりこっちかなー、と。
でも、スキポールまでの接続があまりよくなさそうなのがこれまた残念なんですよね。。
これは本文には(確か)書いていないと思うんですが、スタアラ各社の冬ダイヤでダブリン発の本数を数ええてみたんですよ。一部数え落としがあるかもしれませんが、週に50便程度しかないことが判明。対してbmiは往時は一日8便つまり週に56便とかあって、それだけで、スタアラ各社全体の本数をカバーしてたんですよね。御存知の通り、ロンドンまで行けば世界中の大抵のところまでいけてしまうので…便利でした。
…というのとまるっきり矛盾しますが、ヒースロー空港の評判の悪さは相変わらず…いや、下手をすると、昔よりひどくなったかもしれません。私の中でも出来る限り避けるべき空港です。そーゆー意味ではルフトハンザにますます頑張ってもらうしかないわけですが。
KLMの福岡線、あら、接続が悪いんですか。それは残念。
北京経由の博打には勝ちましたけど、コペンハーゲンまで行くにはちょっと負けって感じでしょうか(笑)?
でもコペンハーゲンのMCTもこの接続じゃ満たしてませんよね?まぁエアリンガスがLCCだから乗り継ぎ保障もくそもへちまもないけど(^_^)。
完全に負けですねw
ええっとね、コペンハーゲン空港のスカンジナビア航空内での乗り換えは45分。これはかなり厳しい数字だと思うけど…そうみたい。実際、成田からダブリンに向かうときは50分しかありません。ただ、大陸間のフライトってなぜか早く着くことが多いから、乗り遅れたのは1回だけ。
もっとも、上は荷物をスルーにできた場合で、そうじゃないと2時間でも辛いんじゃないかと思います。到着後荷物を引き取るのに30分。搭乗手続きに30分。保安検査に30分…と、時間かかりそうですし。