Proraの後に向かったのはFeuersteinfelder。あー、ドイツ語で書くとわけわからんな。英語で書くとFlint field…まだわからん、日本語で書くとフリントフィールド…ってカタカナにしただけじゃねえか。力づくで日本語にすると「石英の野原」。正直Feuersteinが何かわかってなかった私もよーわからんままに行ったわけ。
Proraから車で10分とかからず到着。この時点でもう時刻は5時に限りなく近くなっていました。日没は6時過ぎ。駐車場があるので車を停める。
…またこんな野っ原の駐車場でカネとるんかい。いい商売してますな。
写真には写ってないけど、売店があって果物を売っていたお兄さんがいたので聞いてみた。
私:「ねえねえ、ここの駐車場、見回りとか来るの?」
兄ちゃん:「あれー、そういえば今日はまだ来てないねえ」
…来るんかい。さすがはドイツ。
とりあえず、日没までの時刻も考えて1時間だけの駐車券を買う。
…けっこう歩くのね。またお兄さんに聞いてみた。
私:「ねえねえ、このフェウなんとかまで結構歩くの?」
兄ちゃん:「30分くらい見ていたほうがいいかな」
…そんなに歩くんかい。おい、行くぞ。
と、てくてく歩き始める。
道が若干ぬかるんでいることを除けば、森の中の結構気持ちのいい道。
15分くらい進むと、地図にあった通り鉄道の陸橋があった。ここを渡る。渡った後は元来た方向に戻る感じになる。
見ての通り、U字型に大回りする。無駄だよね。これ、どー考えても。
結局歩くこと30分。なにやら…
…着いた。
なにここ。河原?
なんでも3500年か4000年前の高潮かなんかでここまで運ばれたらしいのね。こんなところが幅200メートル、長さ2キロに渡って続いているんだって。
だから何?(あああ、言ってしまった)
すいません。自然史にも地学にも興味ないんです。もっとも歴史にも興味ないけど、それでもProraのナチの置き土産はそれなりに興味深かったぞ。
ツレのCさんが言うのだ。
Cさん:「この石、火打石なんだよ」
私:「ほう」
カチカチ…と石と石をぶつけるが…火などつかない。石をさっさと放り投げるアホ。帰るぞ。バカちん。
なんだかよくわからんまま駐車場へ急ぐ私。後ろでCさん文句ぶうぶう。曰く「あんたが駐車場に1時間しか払わなかったから悪い。1時間で帰り着くわけがない。」…確かに片道2キロ以上あるからそれは正しい。たださあ、陸橋を使うためにかなり大回りしてるのよねん。
(わー、鳥さんもお帰りだ。早くしないと日が暮れる)
途中で見つけてしまった。アヤしい獣道。
(見えているのは線路ね)。
ワープ
何が起こったのかは定かではないが、なぜか帰りの行程が半分になった(注:いくら列車の本数が少ないと言っても良い子はマネしちゃいけません)。
( ・´ー・`)どや。1時間で帰り着いたぞとドヤ顔の私。…アホやってないでホテルのあるSellinに戻りましょう。
Cさん…(。❁ฺω❁ฺ。)w
Mさん…(。❁ฺω❁ฺ。)w