結局食事を食べ損ねた私はホテルのはす向かいのスーパーに出かけてみる。
ここ、日本のコンビニを縦に三軒つなげたような細長いこじんまりとしたスーパーだったんだけど…楽しいね。異国のスーパー。
おーっと、いきなりポッカのビタエネ発見。ほう、中東まで進出してるんだ(少なくともヨーロッパでは見たことがないと思う)。さらに
ファイトー、いっぱあああああつ
…日本以外でも手に入るんですね。ちょっと意外。こんなもん飲んでがんばってるの日本人だけかと思ったよ。
飲み物の棚をちょっと引いて写真を撮ってみると
なかなか充実した飲み物の種類です。
おーっと、スパークリングワインもあるよ…と思ったら
(グレープジュースって…)
そうでした。許可証がないとお酒は買えない国なんでした。
奥にずんずん進んでみます。
お魚も充実してますね…アイルランドに比べると(注:上の写真、実は別のスーパーで撮ったものです。いちおう白状しておきます)。
お肉のコーナー。中にずんずん突進します。
はい、イスラムの国ですから豚肉は当然売ってません。…と思ったら、
Pork / not for Muslims…と書かれたアヤシゲな一角が。
なんですか、ここは。近所のレンタルDVD店のアダルトコーナーの入り口のような怪しげな雰囲気。わざわざガラス扉を不透明なものにしたことで近づいちゃいけないというオーラが強烈に出ているんですけど。…ヘタレな私は中に足を踏み入れることができませんでした。もっとも、踏み入れたとしても、豚肉売ってただけでしょうし。
若干の買い物を済ませて、さらにホテルの近所の怪しげな自称Discount Centreに行ってみる。下着を買いに行ったの。
実は下着は3-4日分しか持参してなかった。ホテルのクリーニングサービスに頼めばいいやと。ところが!そのクリーニング料金を見て目が点になった。
靴下の洗濯AED10(200円)。
…あのー、私のMarks and Spencersで買った靴下、7足で16ユーロだったんですけど…。それを洗うためにほぼ買ったのと同じ金額を払うってどうなんでしょう。
そりゃホテルの値段はすべてぼったくりなのは周知の事実。だけど、この値段なら、きっと、靴下、買える。というわけで、行ってみたのね。
ありました。靴下。4足10AED!
ホテルで靴下一足洗う値段で4足買えてしまうっていったいどーゆーことですか。
なかなか香ばしいお店でしたよ。
ジーンズ1本AED14.9(300円)。
ジーユーの990円ジーンズがかすんで見えます。店内こんなんばっか。
このサンダル買ったら、このあんよちゃんもついてくるんですかね?
こんなもんで恋人から愛を告白されたら、いったいどう対応すべきなんでしょうか。
もう楽しくてしょうがない。世界最大のドバイモールなんかより、こーゆーお店のほうがはるかに楽しいと思う私はたぶんヘンタイでしょう。
帰り道、ホテルのま隣にある意味とんでもないものを発見してしまった。
左側の建物がホテルね。問題は右側の建物。
ビン…ラディン?
ないないない。ありえない。ホテルの隣に堂々とテロ組織のビルがあるなんて。
ちょっと調べてみたらWikiにこんな記述があった。
中東ではウサーマがテロリストとして有名なる以前からサウジアラビアの財閥であるビンラディングループとその創業者一族の名前として有名であった。現在でも「BIN LADIN」という看板がビンラディングループの系列企業で掲げられている。
ちょっとした雑学ですね。
>酢逃げるさま
ドバイは、なんちゃらセンターの綴りが、「Centre」でイギリス式なのですね。知りませんでした。ドバイって、独立前はイギリスの縄張りだったのでしょうか。
私も好きですよ、旅行先で地元民の行くスーパーとか市場に行くの。そこの人たちの生活が見えますし。観光客相手のお店に行くよりも絶対に面白いです。
なので、TescoとかDunnes StoreとかMarks & Spencersに行くのですよ。あとコンビニも面白いですよね。
はい、アイルランドみたく700年以上とかじゃないですけど、それでも1世紀近くイギリスの保護下に置かれていたみたいですね。英語が通じるのはその辺にも遠因があるのかもしれません。
ですよねー、よそ行きの顔より、素顔が見たいですよね。ドバイでの2週目はだんだん怪しげな世界に足を踏み入れていきますw