きのう月曜日は全く仕事をしませんでした。この日の給料は出なくても文句は言えません。週末に自宅でハマっていたUbuntuのインストールに会社でもハマってしまったという。
すべては思いつきでした。「そういえば、公共のコンピューターの2台のうちの1台が動いてなかったなあ」と思いだして、そうだ、Ubuntuを入れたコンピューターを導入してみようと思いついたわけ。
ほかの会社は知りませんが、私の勤める会社、各個人のコンピューターからのネットへのアクセスはかなり制限されています。HotmailやGmailなどへのアクセスができないのはもちろん、ニュース系サイト、スポーツ系サイトもかなり遮断されますし、検索する用語によってもアクセスが遮断されます。ま、それじゃかわいそうだというわけで、社内ネットワークから完全に外れていて、ネットに自由にアクセスできるコンピューターが2台用意されているわけ。
恐怖のB型、思いついたら即実行。それがどーゆー結果をもたらすかなどは考えず。実はこの2台、社内のネットワークから完全に分離するために無線ネットワークを使っています。で、その無線LANの設定がどうしてもうまくいかない。一日悩んで結局あきらめました。まだまだです。
で、本日火曜日。全く仕事をしませんでした。この日の給料は出なくても文句は言えません(またかい)。
ことの始めは同僚の一言から。
同僚:「おーい、新しい、ケータイほしい?」
聞けば、新しいBlackberryをあるマネージャーに渡したところ、「こんなの使えん!」と突き返してきたとのこと。見れば、最新モデルのBlackberry Storm 9500じゃあありませんか。これ、ケータイ電話のくせしてボタンがほとんどついてないんですよ。なんとまあ、すべてをタッチパネルで操作するという。たとえば電話をかける時も、タッチパネル上のボタンを押してダイヤルするという。
タッチパネルってのは次世代のコンピューターや情報端末の常識になるのでしょうか。そういえばウィンドウズの次のOS、Windows7にもタッチパネルつきのが用意されるらしいし、駅の券売機がタッチパネル式なのは日本でもアイルランドでも周知の事実。んなわけだから、ケータイがタッチパネル式になってもある意味驚くに値しないのかもしれない。
ともあれ、新し物好きの私、ありがたくこのケータイをいただくことにしました。今使っているケータイももう2年前のやつだしね。でも、気になることがひとつ…
私:「なんでマネージャーはこのケータイを突き返してきたの?」
同僚:「タッチパネルが押せないんだって」
はい?
試してみた。
(一見すると、下半分はキーボードのようですが、実はタッチパネル)
なるほど。押しづらいといえば押しづらい。たぶん慣れの問題だと思うけど、隣のキーを押してしまうことがしばしば。日本人の私ですらそうなんだから、あのごつい指をしたマネージャーがボタンを押せないと文句を言うのはある意味想像に難くない。
ほんじゃ、ペンか何かの先っちょで押せるかと試してみたら、どうやらこのパネル、体温か何かに対応するのか、ペン先での操作は完全無視。当然の結末として画面はすぐに指紋だらけに。
これ、売れてんのかな?
そんなことを考えながら、クリーンインストールをしてBlackberryのサーバーとの同期なんかをして遊んでいたらいつの間にか退社時間に(あ、もちろん、ほかのしなければならないことは最低限やってますよ。いちおう冗談が通じない方のために)。
明日はちゃんと仕事をします。さもなくばクビが飛びます。