【年末スペシャル】走り出しても間に合わなかった鉄道

「年末スペシャル」と書いては見たものの、実は何を書くか全然決めてません(題名は後で決めた)。完全にだらだら日記になりますのでおヒマな方のみおつきあいください。しかも写真なしです。自分でもどこらへんが「スペシャル」なのかわかっておりません。だらだら長いだけのスペシャルになりそうです。


なんだかんだでもう今年も残すところ1日となりました。これで2009年もアイルランドにいることが確定。これすなわち、アイルランドでの社会人歴も10年目に突入するという事実。


は?10年?


ちょっとそこの奥さん、聞いてくださいよ。10年ですよ。10年。あーだこーだ文句を言いながらも10年の長きに渡って住んでしまったということは、とどのつまりアイルランドの居心地がいいんだろうなあ…という結論に至らざるを得ないわけで。が、しかし、来年こそはアイルランド以外のどこかに引っ越そうと思っています(と思い続けて早5年以上が経つんですけどね)。


こんなことを書いている私は例年通りドイツにおります。例年通り2週間のお休みをもらいまして、来週の日曜日まで例年通り2週間ぼーーーーーっと過ごしております。ま、2週間堂々と休みが取れる以上アイルランドも悪くないとは思います。考えてみたら先月も日本に行くとかで2週間も休みをもらっているしね。


それにしても毎年まーったく一緒のことが起こっております。すなわち22日にクリスマスツリーの飾り付けをして(今年は23日に到着したためにこれには不参加)、24日にソーセージとビールによるディナー(もうさすがドイツと笑うしかない)。ディナー後にクリスマスプレゼントの開封。翌日クリスマスはダックのディナー。その後、近所の「本家」の家に行き親戚一同が会す。


今、何気なく列記した中にも突っ込みどころが満載です。何よりも引っかかることがクリスマスプレゼントをクリスマスイブに開けてしまう点。これってコドモたちが信じている「サンタさんはクリスマスイブの夜に煙突からプレゼントを持ってやってくる」という言い伝えに真っ向から矛盾しないだろうか。それとも、さすがはドイツのサンタ、約束より早く来るとでも言いたいのか。


そうだそうだ。日本で今年のクリスマスも独りだったとお嘆きの方。もうどっかでお読みになってご存知かもしれませんがもう1回言わせてほしい。クリスマスってのは彼氏(彼女)のためにあるんじゃないんでっせ。あくまで日本のお正月のごとき、家族が一堂に会す機会なのです。


それなのに中途半端にクリスマスを取り入れた日本が、どこをどう捻じ曲げたのかクリスマスはケーキで祝って(私が知る限りヨーロッパにクリスマスケーキなどない)彼氏(彼女)と無駄に高い金を払って値段ばかり高い食事をしたりする必然性はまったくないのです。以上、非モテ系Snigelによる青年の(青年なんです)主張でした。ご清聴ありがとうございました。


話は戻って、実は翌日(つまり26日)一日ダウンしてました。どうやらひでかすから風邪をもらった模様。それから今日(30日)になっても治らずに半分ダウン状態です。体温計で計ったら体温が38度あった…と書くとたいしたことはなさそうですが、私の日ごろの体温は35.5度くらいです(あ、別に基礎体温をつけているわけではありませんので念のため)。体温が2.5度も上がっているというのは私にとっては異常事態。おとなしく一日寝てました。幸い一日で熱は下がりました。が、いつまで経っても咳が止まりません。いやな咳です。


実はいままで私とひでかすの間には「都市伝説」がありまして、ひでかすがもらって来た風邪は私には伝染らない、そしてその逆も正なり…だったのです。しかし、今回その伝説が崩れました。でもね、変な言い方だけど「相性」って確かにあるのではないかと密かに思っています。


皆さんの家族なんかでもそんなことはないですか?お父さんがもらってきた風邪はみんなに伝染るけど、長女の風邪は誰にも伝染らない…とかね。これは仮説の状態ですので証明をしてノーベル賞を狙うという方はご自由にどうぞ。ともあれ、今月は風邪を引く→治る→インフルエンザの予防接種をする→また風邪を引く…という珍しい展開になりました。


この7-8年だかクリスマスをドイツで過ごしているのですが、最初の数年はクリスマスにドイツにたどり着くということはホントに至難の業でした。ダブリン空港のシステムがダウンしたとか(この時は、荒天のためにロンドンで足止めになるわ、荷物は行きも帰りもなくなるわでホントに散々だった)、遅れるのがわかっていて最初からヒコーキに乗れなかったとか、毎年何かが起こる(自虐的に言えば「おいしいネタのある」)のが常だった。


ところが、乗務員にまで顔を覚えら