アンナ・アマーリア公爵夫人の図書館はパーク・アン・デア・イルムという公園の一角にあります。某サイトではワイマールのワイマールの観光スポット ランキングで12位という中途半端な順位を与えられていたが、ちょっと待ってプレイバックといいたい。ここは間違いなくベスト5に入るべきやつ（意見には個人差があります）。
ここに行こうという人、一つ大事なことを申し上げます。良く聞いてね。
要予約。
以上です。予約なしだと待たされたり、下手すると入館できないようなので、事前に予約すればスムーズに見学できます。ワイマールに行こうという人は大人しく予約しましょう。詳しくはこの記事の最後に書いてます。
あのね、いつものことなんだけど、まともな歴史とかそういうのが知りたい人はこのあたりとか、このあたりのサイトを参考のこと。私が知ったかしたって、他サイトの劣化コピーになるだけだからすぐバレます。
とにかくね、ナポレオンやゲーテと同時期を生きたアンナ・アマーリアさんが開館、ゲーテが館長として発展させた図書館という理解でいいです。これ以上下手なことを書くとボロが出ます。
とっても残念なことに、アンナ・アマーリア公爵夫人の図書館は2004年に火災に見舞われ大きな被害を受けてしまいます。なので、私が初めて訪問した2006年当時は上のような残念な状況でした。当然中には入れず。
このような残念な状況でしたがこれが2023年6月現在ではこうなってるわけ。きれいに復元されました。
ここの見どころは2つ。Cranachs Bilderflutenというクラナッハの絵を鑑賞できる展示室とRokokosaalというアンナ アマーリア公爵夫人の図書館そのもの。クラナッハって誰よ…という私と同レベルの人はWikiを見てきましょう。ここでのポイントは宗教改革でおなじみのマーティン・ルターの友達だったということ。上野の国立西洋美術館でも企画展をやったくらいだから有名な人なのよ。
この展示室も要予約。見ての通り、狭いですからさらっと流すだけならものの5分で見学終了できます。
なんだけど、真面目に見るならルーカス・クラナッハの描いたヨハン・フリードリヒ（ザクセン君主）とジビュレ・フォン・ユーリヒ＝クレーフェ＝ベルク（妃）とか
タイトルは知らんが美術センスの欠片もない私にすら印象に残る宗教画とか
ルターの絵とかいろんな見どころがありましてね、しかも、受付でワイマールアプリをスマホに入れていないという人向けにタブレットを貸し出してくれます。これを片手に説明を全部聞いていたら、狭い部屋ながら小一時間は必要です。ちなみにワイマールアプリまたはタブレットの言語はドイツ語または英語のみです。
それでは展示室の上階にあるアンナ アマーリア公爵夫人の図書館のメイン、Rokokosaalへ。ツアーの呼び出しが階下のホールであるので、呼ばれたら素直に行きましょう。
入り口では床の保護のために自分の靴の上から履くスリッパを履きます。日本だったら備え付けのスリッパに履き替えになるんだろうけど、私、あの公民館とかにありそうなスリッパ大嫌いなのよねん。そんなことより、アンナ・アマーリア公爵夫人の図書館のRokokosaalに刮目せよっ（煽る価値はあると思う）。
ちょっと、すごくないですか。これ。
火災で大変な被害を受けたものの見事に修復されてます。とりあえず、ワイマールに行くという人は悪いことはめったにいいませんから訪問の予約をしましょう。
もう一つ、上のぐるぐる写真は360度カメラの本領を発揮したと言わざるを得ない。これがないとそれ以外の感じの写真しか撮れないのよ。360度カメラは画質が粗いので拡大しちゃだめだけど、全体の様子を知るには良いものだなと思いました。
以下は実用的な情報。Google Mapに投稿したものと同じ（手抜き言うな）。
2023年6月現在、Rokokosaal（図書館のメインの部屋）の入室料は€8。
Cranachs Bilderfluten（ルーカス・クラナッハの絵を鑑賞できる展示室）の入室料は€6。
両方入れる組み合わせた割引券は€12。
どうやって共通チケットを買うんだ？というお方、まずは通常料金でRokokosaalを予約して決済。そののちCranachs Bilderflutenを買うときにCranachs Bilderfluten | Kombipreis Herzogin Anna Amalia Bibliothek Erwachsene(€4)を選べば買えます。逆は不可。Cranachs Bilderfluten（展示室）は人によっては30分以上見学したい人もいそうなので、まずRokokosaalに行き、30分後のCranachs Bilderflutenを予約すればスムースにことが運びそうな気がします。ワイマール観光の葵の御紋、ワイマールカードは使えませんので大人しく事前に予約しましょう。