コロナ第二波襲来か?それよりも問題は…

そこはかとなく不穏です。またコロナの患者数が増えてきてアイルランドでは最高レベルでの規制が全土で始まったとか。ドイツもバイエルン地方など一部でロックダウン再開…と、明らかにヨーロッパにコロナの第二波がやってきてます。

ドイツ某所のおらが(現在住む)村でも久々に患者が出たとか聞きましたが、それでもまだどこか遠い国でのお話のような雰囲気です。そんななか、夕方買い物にでかけました。

えっ?

まさか、またトイレットペーパーが品不足になりつつある?

こういう棚を見ると不安になりますよね。これは私も買い置きしておいたほうがいいかしら…と思う人が出てさらに品不足に拍車がかかり…というのはもう日本でもドイツでもこの春にさんざん経験したはず。だけどこの状態を見たら不安になるのもまた事実。

まさか…と思って別の棚を確認すると

…うーん、牛乳もやや品薄だぞ。これ。

きっと訪問した時間が悪かっただけで、私がたかが行きつけのスーパー一か所をだけを見て大げさに書き立てているだけですと高をくくって私は様子を見ます。

なにせ、夏のうちからこんなこともあろうかとしっかりハムスター(買い置き)してますから。嫁は呆れ顔ですけど最後に笑うのはこの私だっ…ってそうならないことを願ってますけどね。

話は変わりますが(実はつながってますけど)、私、例年11月は日本に帰省してます。もう年に一度のこのイベントにだけ希望をのせて生きている…と言っても決して大げさじゃありません。なのに!今年はこのような状況だから帰省などできない。日本に着くなり2週間も自主隔離してたらそれだけでこちらに戻る日になってしまいます。この状況が落ち着かない限り帰省など夢のまた夢の状態です。

参考画像。去年の帰省のさいハノーファー空港到着時に撮影。

こうなると、実務的に困ることが出てくる。なんのことよって、私、日本に帰省するたび千葉の行商のおばさんもびっくりの荷物を持って帰るのですが、当然その買い出しができない。前回帰省から1年が経過してある意味予定通りにお米の在庫も底をつきた。これは困った。

困ったときのAtoZの熱帯雨林。驚愕。日本産のお米が売ってる。秋田県産あきたこまちが5キロで€35。ちなみにイタリア産のゆめにしきなるお米は同じく5キロで€20。ちょっと悩んだけど、秋田県産あきたこまちをドイツの熱帯雨林で注文してみた。数日で届いた。

うーむ。怪しいお米だ。

なんか自分で書いてセシウムさん騒動を思い出しましたが、なんか怪しい。

いや、産地偽装とかを疑っているのではなく、袋を見る限り、日本向けの袋に入った日本からの輸入品という点に疑いはない(と信じたい)。なんだけど、ひとつ重要な情報がどこにも書いてないのだ。それは

精米年月日

これを日本で読んでいる方はお手元にあるお米の袋を確認してほしい。あるいは覚えていたら、次回ご近所のスーパーにお出かけの際棚に並んだお米の袋を見てほしい。そこには間違いなく「精米年月日」生産年とともに明記してあるから。

翻ってこの怪しいお米、生産年も精米年月日もどこにも書いてない。袋を上から下までくまなく見たが書いてない。品質保持期限が2021年6月となっているけど、これは何を基準にしてるの?極端な話、このお米、数年前に精米された…とかいう可能性だってあり得る。

前回のお話で自分が海原雄山みたいなグルメじゃなくてよかった…とか書いたけど、さすがに精米してから何年も経つようなお米は食べたくない。というわけで、日本から持ってきたお米がなくなり次第(これだって精米日から1年経っているわけでして…)食べてみます。