正しいアイルランドのタクシーの乗り方

突然ですが、読者様からの質問


実はタクシーが苦手なのです。運転手さんのおしゃべりについていけない。私達、英語が出来ないんです!!助けて!!


Snigelのお答え。


知らん顔してりゃいいじゃん。


…これじゃ殴られますね。ひとりひとりの読者さんを大事にしないと。


日本でタクシーなんていうゼータクな乗り物にほとんど乗ったことがないので比較しづらいのですが、アイルランドのタクシーの運転手さん、よーしゃべるんだわ。べらべらべらべら。たまにしゃべらない運転手さんに当たると気持ち悪くなってしまいます。


そんなわけで、確かに、英語に自信がないとか、世を儚んでいるとかいろんな理由で話したくないことはありますよね。そんな時どうしたらいいか私なりに考えてみました。例えば、こう言ってみるとか。


“I need a little nap. Let me know once we get there.”
いい加減訳:「ちょっと寝たいから着いたら起こしてね」


…こう言ったのに話しかけてくるようなやつはいないでしょう。まあ、行き先がよくわかってないとかならまだ聞いてくるかもしれませんが。だけどねえ、この方法には大きな問題があることに気がついたのよ。つまり、客が寝ていることをいいことに、遠回りしてぼられるんじゃないかと言う危惧。


残念ながら、ずるい運転手は確かにいます。ただねえ、私の知る範囲では例えばわざと1本裏通りを通るとか、「せこい」という次元の話で、例えば本来なら20ユーロの運賃のところ、22ユーロ取ろうとするとかその程度の話です…けど、気分のいい話じゃないよね。


だったらこんなのはどうだろう。


“I like watching scenery. Can you leave me alone?”
いい加減訳:「風景見るのが好きだからほっといて」


…イマイチですなあ。


もうこうなったらヘッドフォンで音楽がんがんかけて自衛するとか、ケータイで話し始めるとか。うーん。どっちも行儀のいい行為とはいえないなあ。


あれ、今、質問を読んでて気がついた。


私達、英語が出来ないんです!!


お一人様じゃないんかい!


だったら、二人かそれ以上でぺちゃくちゃ話していればいいじゃん。運転手さんに話しかけられる機会を与えないように。


…ってかさあ、なんで運転手さんにそこまで気を使わなければいけないんだ?こんなことをあーだこーだ考えてしまう私も日本人だなあ…と思ってしまった。


というわけで、皆様のご提案をお待ちいたしております。皆様のご質問も歓迎です。