原油高の中リッター45セント(72円)値下げ断行したスタンド

私が指摘するまでもなく周知の事実ですが、原油価格の考えられない上昇で、ガソリン価格はもちろんいろんな物価が上がってますね。数日前にAerlingusとくされRyanairに乗って気がついたのですが、機内サービスの価格が一律値上げされてました。機内に液体が持ち込めないことをいいことにビール4.5ユーロ(720円)等々。ふと気がつくと、預託荷物(機内持ち込みしないで預ける荷物)にAerlingusはなんと一つ18ユーロ(2900円)の手数料をぶんどってます(事前に申し込んだ場合は12ユーロ)。往復すると36ユーロですよ。経営が苦しいのはわかりますがなんか納得できません。


おっと、今日はヒコーキネタに持ち込むつもりはないんだった。とにかくね、自動販売機のジュースまでもを含めて、ありとあらゆる物価が上がっているのを肌で感じる。かくして私のようなビンボー人は「生活防衛」に走らざるを得ないわけで。具体的には、ここ最近、(比較的)高級スーパーSuperquinを避けて、AldiやLIDLで買い物をするとかね。やっぱりSuperquinnとAldiやLIDLはほとんど別世界です。


で、過去の写真を整理してたらこんな写真が出てきた。

ガソリンリッター85セント


ガソリンリッター84.9セント(136円)。調べてみるとこの写真についての日記もあった。2002年12月。いやー、古き良き時代ですよ。ちなみに、ダブリンのガソリンスタンドの数は体感的には半分くらいになって、この写真の場末のガソリンスタンドもこの世から消えてなくなりました


現在のダブリンでのガソリン価格はリッター1.4ユーロ(225円)くらいです。現在ドイツなんかは1.6ユーロ(256円)。まあ、この原油価格の高騰も中長期的に見れば、ガソリンの消費量が減るとかでいいこともありそうですけど、そんな大所高所の視点よりも、自分の財布の中が気になるわけで。


そんな辛い時代に、なんと、なんと、ガソリンをリッター45セント(72円)値下げ断行したとんでもないガソリンスタンドがダブリンにあります。もう、バケツでもポリバケツでもなんでももってここに行くしかないっていう状況です(いちおう注:ホントにそんなことしたらたぶん危険です)。

ガソリンリッター1.34ユーロ


ガソリンリッター1.34ユーロ。え?どこが安いのかって。はい。こちらの過去日記にはい注目。


ほらね。45セントもの大幅値下げを断行してるでしょう。ちょっと前まで1.79ユーロだったんだから。


元がぼったくりしてただけじゃあねえか。


このスタンドが突然他と同じくらいの値段になったのには裏がありそうです。元売りが文句を言ったとか。私の聞き及ぶところじゃないですが。