このページの右側にあるSnigelの140字一本勝負(Twitter)をご覧になっている方はご存知かもしれませんが、私、ただいまドイツにおります。
そう、Twitterを始めたんですよ。そもそも始める気はなかった。だいたい時流に乗るのって自分のやり方じゃないもん。それにさ、Twitterなんか始めた日にゃ、この日記の更新がますますおろそかになりそうな気がする。
じゃあ何ではじめたのかというと、実はなーんも考えてなくて、ただ単に友人から招待が来たから始めた…というだけの話だったりします。で、始めてふと気がついたんですけど、この日記、現在でも2週間とか平気で無更新だったりするんで、これ以上おろそかになりようがない。しかもさ、140字一本勝負になんか書くことで、書ききれないようなことをこっちに書く気にすらなってきた(今日の日記がまさにそう)。…これは相乗効果というものではないでしょうか。まあ、どこまで続くか見ものですが、そーゆーわけです。
なお、私、Twitterがどのように働くか理解してませんので、たとえばフォローされたらし返すべきなどぜーんぜん理解してませんので、なんかマナーに反するようなことをしていたら優しく教えてください。
というわけで、今日の日記も本来ならばボツになった…というか最初から書かなかったと思われるお話。
今朝の「140字一本勝負」より
本日湖に泳ぎに行くはずが、雨 (・_・。)グスン しょーがないから買い物にでも行こう。
というわけで、買い物に行きましたよー。いつも買い物のために車を止めるデパートがあるんですよ。ここに行くのは3月以来4ヶ月ぶり。
そう、3月にここで私は運命の出会いをした。それを思い出してかどうかは定かではないがどっか頭のねじが数本ぶっ飛んでいる私はおもちゃ売り場へ(冗談が通じない人のために補足しておくと、駐車場からの連絡通路を使うとこのおもちゃ売り場に着いちゃうのよねん)。
茂吉(の弟)。まだ売れ残っていた!棚の一番下に、ひっそりと。
3月に私が茂吉を見たとき、茂吉には売り場に4頭の兄弟がいて、私は結構な時間悩んだ挙句にいちばん私に「連れて帰って」と懇願していた茂吉を選んだ(突っ込みどころ満載)。それから4ヶ月、茂吉の兄弟は未だに静かに飼い主を売り場で待っているらしい。なんて不憫な茂吉の兄弟。ゴメンね、あの時オレが、茂吉を連れて帰ったばっかりに、お前は未だにここで新しいご主人様を待っているんだね(なんで画面のむこうで絶句してるんですか。そこっ)。
私、かなり本気でこの茂吉の弟(推定)を連れて帰ろうか悩みました。だけど、最終的には涙を呑んで茂吉の弟を連れて帰ることはあきらめました。私だって大人になったんです(意味不明)。でも、次回再びここに行って万一この茂吉の弟がいたときには私は多分茂吉の弟を連れて帰ると思います。
そして、不憫な茂吉の弟に後ろ髪を引かれつつ買い物を続け、たどり着いたのはアイスカフェ…ってアイルランドにはないもんだな。よーするにアイスクリームを売りにしているカフェね。
ここで、とりあえず750mlの瓶の水を頼んで、水を注いだら、私のコップの飲み口が汚れている。うー、水を注ぐ前に気がつかない自分も結構マヌケである。
そして、私の頭の中にすっかり忘れていた過去の記憶が戻る。あれはいつだったのだろう。おそらくアイルランドに来て間もないころだったと思う。パブでコーラを頼んだ。そしたらさ、コップの飲み口に口紅がべっとりついてるのよ。私は文句を言った。そしたらさ、こともあろうにそいつ、汚いコップから別のコップに目の前でごぼごぼとコーラを移し変えて渡しやがった。
今にして思えばなんでその時に「コーラも新しいの出さんかい」と文句を言わなかったのかと思う。でも、その時は、アイルランドはこんなもんだと思ったのか、英語に自信がなかったのか、あまりによそくがいのことに一瞬凍ってしまったのかはわからないが、結局そのまますごすごと引き下がった。コップの飲み口が汚れていたことで、そのことがふっと思い出された。
結果どうなったかというと…
小瓶を1本無料でいただきました。
これが当たり前だと思います。が、アイルランドでそんな経験をしていたので素朴に感謝いたしました。そう、アイルランドでのその経験は、なんでもないことに感謝するための試練だったのかもしれないなあ…ち物事をいいほうにか解釈できる私は幸せな人間なのかもしれません。