すごいぞ日本…確かに思うわ。

日本に住んでいないのでよくわからないのですが、最近日本上げというか、「日本(人)ってこんなにすごいんだぜ」という内容の本やテレビ番組とかが流行りらしいですね。世の中が右に偏りつつあると眉をひそめる人もいるようですが、適度に自分の国を誇りに思ったりすることは決して悪いことではないと私は思うのですが。


なんでこんな話を始めたかというと、ようつべでこんな動画を発掘したから。




もう数年前の話になるのですが、私が一時期お世話になっていた京王線のボトルネック調布駅が地下化されましたと。その時に終電後に始発からほんの数時間だけの電車を運休するだけで、地下線路と地上の線路を切り替えてしまったと。ちなみに、この技術と人海戦術で一晩で線路を変えてしまうという驚きの工事、日本初ではなく、東急線などでもすでに施工例があるとか。


思ったんですよ。同じ工事をダブリンでやったら、たぶん平気で数ヶ月単位で列車が運休されるだろうなと。


まあ、ダブリンの肩を持つと、これだって地価の高い東京だからできた芸当だとも言える。仮に仮線路などを設けるとなると、その区間の立ち退きだとか何とかで十億単位、あるいはそれ以上の費用がかかることは想像に難くない。それならば一気にえいやとやってしまえ…というのも理解できる。例えば、我が地元の○分。最近県都の大分駅周辺の高架化が完了したんだけど、この時にさ、すでにあった国道の陸橋を撤去して、仮の踏切を作るまでに7ヶ月を要している。東京ではたぶんこんなのんびりした工事はできないだろう。まあ…なんだけど、すごいなあと素朴に思った次第。