アイルランド様への謝罪文

2015年3月2日。本日は私の新しい車の納車予定日でした。


…でした。


いや、そもそもがね、6週間待ちで先週来るって話だったの。だけど先週はダブリンに出張だったので「だったら1週間遅らせてよ」ってことで今日にしたのね。今日が納車になることを見越して自動車保険の話なんかもなんとかカタをつけようと努力をしていたんです。あーでもないこーでもないと揉めていた自動車保険も私の執念でなんとかなりそうな雰囲気なんですわ。


だけど、今日、納車はされなかった。


先週、ディーラーの担当氏から留守宅に電話がかかってきたらしい。


「はっはっはっ。今、車が品薄でね。約束の日に納車出来そうにないんです。いつ納車できるか分かったら連絡しますね。チャーオー」


よくわからん。ワーゲンのポロみたいに街中で見かけて大人気でいかにも生産が追いつかない車…というならともかく、ぶっちゃけ同じ車をドイツで一台たりとも見たことないんですけど。ディーラーさん以外で。


…ちなみにこのディーラーさん、2014年のグローバルアワード賞をもらったような優秀なディーラーさんらしいです(と本人が自慢していた)。


ま、車が来ないうちは維持費も発生しないし、いいけどね(だったらいらないんじゃん)。ただひとつ、アイルランドには手をついて謝らなければいけないと思っている。


前略アイルランド様。10年以上の長きにわたっていい加減な国だと罵り続けて申し訳ありませんでした。実はいい加減なのはあなただけではありませんでした。自分の無知を恥じております。かしこ。