土曜日は買い物日和でした。なぜかひでかすと向かったは、ダブリン一でかい(と思う)ショッピングセンター、Blanchardstown Shopping Centre。人生裏街道を突っ走る私たちは裏道を駆使してショッピングセンターへ。
道中。ショッピングセンターのすぐ近所にて。だれがどー見てもダブリン市内のショッピングセンターに行く道すがらとは思えない。
ショッピングセンターにて物色。人が無駄金を使うと嗤うひでかすですが、なーんのことはない、Tk Maxxで靴を2足も買いやがった。私はといえば…
はは、ははは(笑ってごまかすやつ)。だって半額だったんだもーん。
そののち、向かったのはSuperquinn。いや、もちろんBlanchardstown Centreの中にもDunnes Storeというアイルランド資本のスーパーがあるんですが、どうもここ、私の眼中にはないスーパーなのです。ここのキャッチフレーズは「違いは私たちはアイルランド資本(The difference is, we are Irish)」というのですが、所詮はガイジンの私、アイルランドという国に忠誠心などありませんから冷たく「だから何」と突っ込んでしまうわけです。
でね、店員の質が高く、鮮度の高い商品を売るSuperquinnなんですが、今回、がっかりしたんですよ。いや、明らかに野菜の質が下がってます。土曜日の昼下がりに行ったのですが、なんだかほかのスーパーとカに比べても、「おおっ、さすがはSuperquinn」と思わせるようなものに出会わなかったんですよ。…ってかね、次の写真を見てほしい。
左はLidl(ドイツ系格安スーパー)で買ったレタス。右はSuperquinnでかったレタス。見てのとおり、鮮度などはほとんど一緒。ところがね、
左のLidlのレタスは99セント(130円)。右のSuperquinnのレタスは倍の1.99ユーロ(260円)。
正直言って、倍の値段を払う価値はないと思う。挙句の果てには、どう見てもLidlのやつのほうがでかい。
ただね、Superquinnが正直な商売をしていると思う部分もある。レタスの鮮度は下の切り口を見れば一目瞭然なのですが、
Lidlのは切り口が見えないように袋に色をつけてある。
発想がセコいというか、そこまで商品に自信がないのかわかりませんが、姑息です。
もしかすると、これも不況の一端を端的に示しているのかもしれない。Superquinnの品質よりもLidlの価格のほうが重宝されるからSuperquinnの商品が売れなくて野菜の鮮度が落ちている。むろん推論ですが、あまり大きく外れていないと思います。
そういえばね、私の勤める会社に来るバイク便の兄ちゃんとの会話。
私:「はい、サインね。いつもありがとね」
兄ちゃん:「あ、今日で最後だから」
私:「どしたの?」
兄ちゃん:「不況につき、本日付で解雇」
私:「まじ?」
兄ちゃん:「去年のクリスマス時期は一日6-70件の配達があったけど、今年は6-7件。仕事がないからクビになった」
いよいよ足元にも不況の文字が押し寄せてきた気がします。