私が某大学アルバイト学部に在籍していたころ、バイト先の某ダイナミックディスカウントストアでヘンケルスの包丁を特売してたんですよね。今軽く調べたら、この会社の高いブランドはZWILLINGというやつで、ヘンケルスは廉価版みたいね。とにかく、その包丁はドイツから来てるんだから偉いというかよく切れると言うかが触れ込みだったのね。
ところが、ヨーロッパに来て気がついた。こっちの包丁は悲しいくらい切れない。こんなもんでお刺身を切ったりしたらぐちゃぐちゃになる自信がある(そもそもお刺身がないのだが)。なんかさあ、ざくざく切れる包丁が何本も台所においてある日本ってある意味怖い国なのかも知れないとすら思ったり。
そして、ドイツのデパートで見つけた包丁。思わず笑ってしまった。
WMFというドイツの台所用品のトップブランドの商品です。
柳刃
出刃
三徳
その名も大和
3本セットでお買い得の399ユーロ!
そう、どうも日本の包丁はドイツではステータスみたい。日本でドイツのヘンケルスの包丁をありがたがってる人がいるかと思えば…。
ちなみにうちの包丁は日本の鍛冶屋さんが作ったなんだか高そうな包丁です。とある方のご両親の形見とかいうとんでもないものを頂いて使っていますが…確かに切れる。とはいえ、切れ味が落ちてきた気がするけど自分で研いでもあまり変化がない。どうにかならないもんですかね。
ところで、今Hannover空港でヒコーキ待ってるんですけど、また、保安検査でなんかありました。
まず、私自身がX線検査でひっかかった。軽くボディチェックを受ける。そうしていると、今度は向こうで私のリュックサックを持って仁王立ちしている係のおばちゃんがいる。やれやれ。まあ、今回は、外付けハードディスクとか入ってるからと思ってたら…おいおい、人のリュックサックを勝手にお開けになる。で、中のものを取り出した途端
ぶわっはっはっはっはっ
と本気で豪快にお笑いになる。で、それを荷物のX線検査をしている別の係に示してけたけた笑っている。…まあ、尋常じゃないことは認めるけど、そこまで笑うことでもないような。
その、取り出したものとはこちら。
パスタの缶。
なんでそんなもんを持ち歩いているんだろうという疑問はごもっともですが、もらったんだからしょーがない。持って帰りますよー。中を見て係の人2度笑ってたけど、当然中はパスタです。
…それにしても、ダレきってるな。空港の保安検査。
エックス線検査だと缶の中身が見れなかった気がするので手荷物に水筒とか持ち込むと必ず引っ掛かった気がしますが・・・。
中身がなくても持ち込んじゃダメってところもあった気がします。
まぁドイツは分かりませんが、手荷物じゃなくてbaggageにいれた方が引っ掛からないと思いますが
いや、そりゃ、もちろん預け入れの荷物に入れりゃ間違い無いですよ。だけど、それやると空港から出るのが軽く1-20分遅くなるわけで、いつも荷物は預入なしの最小限です。
あれ、どっかに書いたっけ。例の初めて焼いたチーズケーキ。チョコレートの缶に入れて持ってったんですけど、見事に開封検査と相成りました。ゆきさんのおっしゃるとおりです。