本日より新企画ワイマールのお話を始めます。今回はどこそこにまず到着して何をしてそのあとに…という時系列できれいにまとめることはやめて、場所ごとの断章になります。で、そのスポットには下の地図からたどることができるという。この方法なら、書くのが面倒になったらその時点でこの企画を終了すればいいという。嗚呼なんて便利なんだ（本音）。
写真は特に360度カメラでの撮影分をGoogle Mapに積極的に投稿します。そうすることで、ぐるぐる写真を共有できるからです。写真の投稿ついでにGoogle Mapに日本語で無難なクチコミも投下する予定。癖のある文章はこのサイト内だけで十分だし。
というわけで、この執筆時点では寂しい、でも俺様先生の努力次第でこれから増えていくであろうワイマールの地図はこちら。
本日は各スポットに入る前の総論。ワイマールってなんぞというお話。ああ、いつものことですが私の話なんて真面目に聞くだけ無駄ですよ。受け売りのにわか知識を知ったかして書いてるだけなので、まともなことが知りたい方はリンク先を辿るなり、今このサイトをご覧のその便利な道具でご自身で調べられるなどしてくださいね。
ワイマールはドイツ中部のテューリンゲン州の州都エアフルトから東に20キロほどの位置にある人口65,000人ほどの街。日本から来るときの足がかりになると思われるフランクフルトからもミュンヘンからも、なんなら首都のベルリンからも遠いので、何かしらの理由があって興味があるんじゃない限りあまり足が向かない街かなあという気がする。まあ、村の名前での日本語の記事検索結果０のドイツの某村に住むやつが何をほざくという話ですが。
なんとなく聞いたことがありそうなのが、ワイマール憲法。これがさ、「男女普通選挙や教育の平等、生存権などを掲げ」ていたっていうんだから先進的よね。結局ちょび髭の独裁者さんに潰されたんだけどさ。
他にもやれゲーテだのシラーだの世界史を学んだ人にはおなじみの名前が並んでる…んでしょ。いや、私高校の時世界史学ばなかったのよね…。なので正直歴史には触れたくない。だけど一生懸命書いてるんだよ。この文章をっ。これからの各論もちょっと憂鬱かつ不安だよ。触れない訳にはいかないから。
さらにはバウハウスという美術や建築を学ぶ（んだ）人なら知ってそうな美術学校がワイマール憲法と同じ時期に花咲いたとか、図書館マニアなら訪問しない手はないアンナ・アマーリア公爵夫人の図書館とかさ、いろいろあるのよ。美術館・博物館が。たとえ私のように行っただけで右から左に忘れても、なんか行っただけで賢くなったような錯覚を覚える街なのよ。
ワイマールに宿泊してこれらの美術館・博物館巡りをするなら大人しくワイマール+カード（以下ワイマールカード）を買いましょう。48時間券が€32.5。96時間券が€59.5。正直4日も観光するかな…という思いはあるので例えば3日滞在する人は、48時間のカードを買って、有効期間外にワイマールカードを使わない（使えない）場所を観光するとかがよろしいかと。カードは購入時ではなく最初の博物館なりなんなりの利用時からカウントダウンスタート（利用開始時刻が記載される）。ご利用は計画的に。返済はお早めに。
何このカード…という話ですが、ワイマールにある多くの（全てではない＝たとえばアンナ アマーリア公爵夫人の図書館は対象外）美術館・博物館の入館料がカバーされます。さらには市内のバスも乗り放題。
例えばですよ。ゲーテの住居（€7）、シラーの住居（€8）、バウハウス（€10…ただし一日あたりの数量限定らしい）…というワイマール観光の3巨頭を回るだけですでに€25かかるので元は簡単に取れると思います。
主だった観光スポットは市の中心部の徒歩圏にありますので、バスの乗り放題はたしかに微妙。ありがたく使うとすれば、丘の上にあるベルヴェデーレ城（Schloss Belvedere）。ここの入場料が€7でバスが片道€2.5（往復€5）なので、ほら、€32.5って何なのよ…って最初思うけどもう元取れた。
行きたいかどうかは人によって意見が分かれそうですが、ワイマール郊外にはブーヘンヴァルト強制収容所というホロコーストの負の遺産もあります。ここの入場料（€7）もワイマールカードに含まれており、かつ6番の市バスで行ける模様。伝聞系なのは自分で行ってないからです。
ワイマールカードをやたらと推しましたが、言うまでもなく私、どこからも紹介料とかもらってませんからね。この記事もステマ広告とかじゃないですからねっ。というわけで、お求めはこちら。
このページは各観光スポットを書きつつ追加予定どす。俺達の冒険は始まったばかりですので俺様先生の次回作にご期待ください。